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最終更新日:2024年4月22日

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一般言語理論I

統語論演習
本演習では、以下のいずれかあるいは両方にかかわるテーマを題材とし、主に統語論的側面(あるいはその隣接領域)から議論することを考えている:
・削除現象(ellipsis)
・語順
語順を巡る問題は、統語論の重要なテーマであるのみならず、音韻・意味・語用論(情報構造)・文処理など様々な部門との接点を持つ研究分野でもあり、引き続き考えていきたい。
今回とり上げたい削除については、様々な言語で様々なタイプの現象が観察されるが、例えば英語や日本語では以下のようなものがその一例である:
(1) Mary drank wine and John (drank) beer.
(2) 花子は ワインを (飲み)、太郎は ビールを 飲んだ。
統語的特徴づけを基盤とした上で、参加者の関心に応じて、隣接領域からの議論も歓迎する。
なお、どのようなテーマをこの演習で取り上げることが出来るか、あるいは何に重点を置くかなどは、参加(予定)者の関心に基づいて柔軟に考えていきたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M200-0011A
GAS-LI6A01L1
一般言語理論I
稲葉 治朗
A1 A2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
開講時に相談。
授業の方法
始めのイントロの後は、参加者による報告とそれに関する議論を主とする。
成績評価方法
積極的な授業への参加、発表、期末レポートなど。
教科書
特に指定しない。
参考書
必要に応じて授業内で指示する。
履修上の注意
始まってから数週間のうちに、どのような分野について興味を持てそうか(発表できそうか)、考えておいてほしい。