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最終更新日:2024年4月22日
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研究技法トレーニング V-B
宗教人類学入門
古今東西、人類は「見えない世界」と関わりながら生活してきた。宗教人類学は、人類がこの「見えない世界」とどのような関係を取り結んでいるか(技術や知識)、それが「見える世界」(社会)にどのように影響しているかといった問題を、民族誌的なデータをもとに明らかにしようとする学問である。
19世紀半ばに始まって以来、宗教人類学は長らく「未開」社会の民間信仰(アニミズム、シャーマニズムなど)を研究対象としてきたが、20世紀半ば以降、その対象は聖典をもつような宗教(仏教、キリスト教、イスラームなど)にも広がっている。そしてその方法論は人類学全般の理論的傾向(機能主義、構造主義、象徴論、ポストモダニズムなど)を反映している。この授業では、宗教人類学に関する基本的なトピックスについて、講義形式で紹介する。
※この授業は、全7回のA1ターム科目です(1単位)。
※この授業は文化人類学研究室の「入門ゼミ」です。昨年度に同じ授業で単位を取得した学生は履修できないのでご注意ください。
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