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最終更新日:2024年4月22日

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人間の安全保障演習IV

世界の中国研究の比較研究
ある国の中国研究の発展は、その国の中国観、その国と中国との関係をさまざまに反映する。台湾大学政治学系の中国大陸および両岸関係教学研究センターには、2003年から継続的に各国の中国研究者へのインタビュー記録を蓄積してきた。本授業では、そうしたデータの蓄積、研究の蓄積の上に、履修者が関心をもつ各国の中国研究の状況について、履修者それぞれがとりあげて理解を深めて欲しい。

なお、テキストとして、英語や日本語の文献を使う。前述のセンターで蓄積されたデータには中国語圏の他に、欧米語圏やロシア東欧語圏の中国研究者へのインタビューも含まれる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D290-0222A
GAS-HS6E04S4
人間の安全保障演習IV
谷垣 真理子
A1 A2
未定
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講義使用言語
日本語、英語、中国語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
第1回 オリエンテーション 第2回 谷垣が香港の中国研究について概説 第3回~第12回 分担発表 第13回 総括討論
授業の方法
原則として演習形式。 報告の週の月曜日に、参加者はコメントペーパーを提出する。 コメントペーパーを踏まえて火曜日中に報告者は発表資料を作成して、全員と共有する。 参加人数によって、割り当てややり方を調整したいので、初回の授業にはできるだけ参加すること。 参加できない時には、谷垣まで必ず連絡すること。
成績評価方法
授業時の報告および授業への取り組み、期末レポートを総合評価する。学期の終わりには、自身の研究の進捗状況もしくは新しい先行研究について4000字から6000字のレポートを出してもらう。
教科書
初回に谷垣が持参するので、興味のあるところを選ぶこと Chih-yu Shih, Prapin Manomaivibool, Mariko Tanigaki and Swaran Singh (eds.), Colonial Legacies and Contemporary Studies of China and ChinesenessーーUnlearning Binaries, Strategizing Self, Singapore: World Scientific Press, 2020. 平野健一郎・土田哲夫・村田雄二郎・石之瑜 編『インタビュー 戦後日本の中国研究』 平凡社 (2011年) 代田智明監修、谷垣真理子・伊藤徳也・岩月純一 編『戦後日本の中国研究と中国認識ー東大駒場と内外の視点』風響社(2018年)
参考書
Interviews: https://www.china-studies.taipei/***** Book series: https://www.china-studies.taipei/*****
履修上の注意
資料を読み込みながら、概説書や論文とは違う地域への理解を深めて欲しい。
その他
自身の分担発表は必ず行なうこと。報告を欠席した場合には単位を認めない。 授業に対面で参加できにくい者は事前に担当者と連絡を取ること。