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最終更新日:2026年4月20日

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生存とライフスキルI

暴力・国家・死
本授業では、暴力という難解で、かつ多方面から膨大な議論が重ねられてきたテーマについて、履修者各自が思考するための手がかりを得ることを目的としている。21世紀の今日においても、日本を含む世界各地でさまざまな形態の暴力によって周縁的地位へと追いやられ、あるいは死なされる人々は後を絶たない。こうしたなかで、暴力を一過性の出来事、あるいは単なる犯罪としてのみ捉えたり、非暴力を安易に唱えることは、結果として暴力を擁護する結論を導きかねない。そこで本授業では、とくに文化人類学における暴力をめぐる議論の一端に触れるために、ナンシー・シェパー=ヒューズの民族誌(1992, Death Without Weeping: The Violence of Everyday Life in Brazil)を全員で読み込む。同書は30年以上前に書かれたものであるが、暴力を主題とした文化人類学における議論の到達点の1つともいうべき位置にあるとされる。同書を丁寧に読み込むことで、暴力を議論するための基礎的な概念を理解するとともに、暴力のメカニズムやそれが人間社会にもたらす問題について皆で議論する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D290-0151A
GAS-HS6B05S1
生存とライフスキルI
玉井 隆
A1 A2
未定
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
第1回:イントロダクション1(授業概要、目的等の説明) 第2回:イントロダクション2(暴力論と人類学に関する講義とディスカッション) 第3回以降:文献輪読
授業の方法
初回はオンライン(ライブ・Zoom)、2回目以降は原則対面の講義・輪読形式で行う。
成績評価方法
レポート課題2回(50%)、授業への参加(50%)を踏まえて総合的に判断する。
履修上の注意
第3回以降の授業では、上記に挙げたテキストを履修者全員が予め読み込み、内容を皆で確認し、報告者が論点をあげてそれを議論する。履修者の人数にもよるが、授業期間中に最低1回のレジュメの作成と発表が義務づけられる。なお輪読文献の入手方法については、初回授業で説明する。