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最終更新日:2025年4月21日

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生存とライフスキルI

暴力・国家・植民地主義
本授業では、暴力という難解でありまた膨大な議論が多方面から行われてきたテーマについて、履修者各自が思考をするための手がかりを得ることを企図している。そのために本授業では、暴力を主題とする2つの文献を読む。1冊目として、文化人類学、政治学、歴史学など多方面から暴力について検討した基礎的な論集を読み、暴力とは何か、何が問題となっているのか、なぜ問題となるのか等について整理する。具体的には、日常生活における暴力、ホロコーストやルワンダ虐殺等の国家による暴力、組織犯罪による暴力等、様々な形態の暴力について検討する。次に2冊目として、暴力(特に女性に対して行われる暴力)と人間の苦しみについて検討した最重要文献の1つとして知られるヴィーナ・ダスの民族誌を読む。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D290-0151A
GAS-HS6B05E1
生存とライフスキルI
玉井 隆
A1 A2
未定
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
第1回:イントロダクションと発表者の分担決め 第2回以降:文献輪読
授業の方法
初回はオンライン(ライブ・Zoom)、2回目以降は原則対面の輪読形式で行う。
成績評価方法
授業への参加(100%)
教科書
(1) Scheper-Hughes, Nancy and Philippe Bourgois eds. 2003. Violence in War and Peace: An Anthology. Oxford: Blackwell. (2) Das, Veena 2007. Life and Words: Violence and the Descent into the Ordinary. Berkeley: University of California Press.
参考書
授業内で適宜指示する。
履修上の注意
上記に挙げたテキストを履修者全員が予め読み込み、全員で内容を皆で確認し、報告者が論点をあげてそれを皆で議論する。履修者の人数にもよるが、授業期間中に最低1回のレジュメの作成と発表が義務づけられる。