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物質機能解析学I

金属錯体の分子軌道(平岡秀一担当) 固体物質中の元素・同位体の分布と化学形態(角野浩史担当)
(平岡秀一担当):
遷移金属イオンからなる錯体は,酵素の活性部位など生命系における機能の発現に重要な役割を果たしており,また,触媒,発光,磁性など機能性の材料を開発する上でも欠かせない物質である。遷移金属錯体の特異な性質の多くはその分子軌道から理解できる。遷移金属イオンと配位子との間に作られる配位結合も本質的に有機化学物の共有結合と同じように考えることができるが,遷移金属イオンがd軌道を持つことから,d軌道が関わる分子軌道を考える点で異なる。本講義では様々な構造を持つ遷移金属錯体の分子軌道を定性的に組み立てる方法を学び,その安定性,反応性,電子的な特性を考える。

(角野浩史担当):
我々の身のまわりに存在する物質中の元素の濃度や同位体比,分布,酸化還元状態や配位数などの化学形態,拡散挙動は,その物質の起源や履歴,機能を紐解く手がかりを与える。本講義では,固体の無機の天然物や人工物についてこれらを調べるにはどのような分析手法が有効か,その原理と実例を紹介する.それぞれの分析手法で得られる情報や試料の形態,検出下限などの特徴を理解し,自らの研究に応用できる可能性を考えることを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D283-0510A
物質機能解析学I
平岡 秀一
A1 A2
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教室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
(平岡秀一担当): 1 分子軌道の基本事項 2 σ結合に基づく配位結合 (八面体型,四面体型,平面四角形型,四角錐型,三方両錐型,三角形,直線) 3 π結合に基づく配位結合 (CO, CN, オレフィン,ヒドリド錯体) 4 カルベン錯体 5 金属ー金属結合 6 応用 (錯体のコンフォメーション) (角野浩史担当) 1 固体物質組成の解析 2 無機固体物質中の元素の化学形態の解析(1) 3 無機固体物質中の元素の化学形態の解析(2) 4 質量分析法の基礎 5 質量分析法の応用 6 元素・同位体組成のイメージング
授業の方法
講義
成績評価方法
平常点及び試験もしくはレポートにより評価する
教科書
指定しない
参考書
講義中に紹介する
履修上の注意
なし