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最終更新日:2026年10月16日

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科学哲学III

言語科学基礎論(言語モデルと意味)
大規模言語モデルは人と(少なくとも一見したところ)区別のつかない水準で言語を運用することができる。こうした状況を背景に、言語モデルが扱う記号列は意味をもつのか、言語モデルは意味を理解しているのかといった哲学的問いについて、肯定的な立場と否定的な立場の論争が続いている。この授業では、こうした論争を概観したうえで、これらの問題にとっての従来の基礎的な枠組み(たとえば、中国語の部屋の思考実験や記号接地とマルチモダリティの関係など)を見直し、言語モデルは意味とどのように関わるのかを考えるための新たな基礎的な観点の獲得を目指すための議論を行いたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D283-0119S
GAS-BS6C03L1
科学哲学III
藤川 直也
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
総合文化研究科
授業計画
初回はオンラインで開講する。 以下の文献をまず読む。読み終わったら受講生の関心に応じた文献を選んで読み進める。 Søgaard, A. (2025, July). Do language models have semantics? on the five standard positions. In Proceedings of the 63rd Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics (Volume 1: Long Papers) (pp. 25910-25922). Borg, E. (2025). LLMs, Turing tests and Chinese rooms: The prospects for meaning in large Language models. Inquiry, 1-31. Havlík, V. (2024). Meaning and understanding in large language models. Synthese, 205(1), 9. Hattiangadi, A. and Schoubye, A. J. (2025). The Outputs of Large Language Models are Meaningless. arXiv preprint arXiv:2509.22206.
授業の方法
毎回担当者を決め、担当箇所についてハンドアウトを作成の上解説してもらう。その上で、受講者全員でディスカッションする。
成績評価方法
担当箇所のハンドアウトおよび解説、ディスカッションでの発言に基づいて評価する。
履修上の注意
毎回テキストの当該箇所を事前に読んだ上で、ディスカッションに参加すること。