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最終更新日:2026年10月16日

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アジア太平洋地域文化演習IV

日本の朝鮮支配と文化財返還問題
日本帝国の朝鮮植民地支配の時期には、多くの文化財が朝鮮外に持ち出された。これについて、韓国では返還を求める動きがある。また、1965年の国交樹立の際には、文化財返還についての両国間の協定が結ばれているが、それによって返還された文化財は多くはなく、価値の高いものが含まれていないという評価がある。さらに朝鮮民主主義人民共和国にはほとんど文化財は返還されておらず、日本との国交も樹立されていないのが現状である。
このようななかで、文化財返還の動きに対してどう対処するべきかについてをこの授業で考えていく。
それを通じて、より広く、歴史に対して市民がどのように向き合うべきか、植民地支配を清算するということはどのように進めるべきかについても議論したい。
上記の目的のため、류미나『문화재의 정치학: 현대 한일관계의 기원』서강대학교출판부、2025年を読み進める。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D220-1020S
GAS-AS6E12S1
アジア太平洋地域文化演習IV
外村 大
S1 S2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
総合文化研究科
授業計画
第1回  ガイダンス 第2回  日本所在の韓国・朝鮮由来の文化財について 第3回  朝鮮植民地支配と文化財流出について 第4回  日韓間・日朝間の文化財返還問題 第5回  류미나『문화재의 정치학: 현대 한일관계의 기원』第1章 第6回  류미나『문화재의 정치학: 현대 한일관계의 기원』第2章 第7回  류미나『문화재의 정치학: 현대 한일관계의 기원』第3章 第8回  류미나『문화재의 정치학: 현대 한일관계의 기원』第4章 第9回  류미나『문화재의 정치학: 현대 한일관계의 기원』第5章 第10回  류미나『문화재의 정치학: 현대 한일관계의 기원』第6章 第11回  류미나『문화재의 정치학: 현대 한일관계의 기원』第7章 第12回  류미나『문화재의 정치학: 현대 한일관계의 기원』第8章 第13回  まとめ
授業の方法
第1~3回は、教員からの説明を行うが、それ以降は、류미나『문화재의 정치학: 현대 한일관계의 기원』の各章を精読し、それにとづいて討論を行う。
成績評価方法
授業への参加と、開講中に教員が伝えた課題への対応、および学期末に提出してもらうレポートに基づいて評価する。
履修上の注意
朝鮮韓国語の論文を読解する能力があることを前提とする。もし、その点について不安がある、ないしは、韓国朝鮮語は習得していないがどうしても受講したいという希望がある場合は、事前に連絡すること。 また、日本の高校の教科書レベルの日本近代史と基礎的な朝鮮史の知識があることを前提に授業を行う。