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最終更新日:2026年10月16日
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近代ヨーロッパ文化変容論II
【文学と理論】サイードを読む ―「批評」と「運動」
[Literature and Theory] Reading Edward Said -- Literary Criticism and Political Movement
【目標】
大学院セミナー「文学と理論」は、(おもに英語によって書かれた)理論的テクストの精読とそれをめぐる討議を通じて、「文学理論」をさまざまな角度から歴史的に吟味し、批判的に再考し、(可能であれば)その潜勢力を抽出することを目的とするものです。今学期はパレスティナ系アメリカ人で20世紀を代表する知識人であるEdward W. Said (1935-2003)を対象とします。
【概要】
サイードは1976年、つまり『オリエンタリズム』刊行の2年前のインタヴューにおいて、「つい最近まで、わたしはふたつの、まるっきり切り離された人生を送ってきた」と話しています。一方で北米学界きってのエリート文学研究者としての人生があり、他方でパレスティナ解放運動に同伴する政治活動家としての人生があったのです。この授業では、「(文学)批評」と「(政治)運動」というふたつの側面から1970年代・80年代のサイードの文章を読み、この複雑な知識人を「対位法的」に理解することを目指します。
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