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最終更新日:2025年4月21日

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表象文化論実験実習III

想起の演出
「演出」という概念を、舞台芸術以外の分野にも開いて幅広く捉え、文化的記憶の継承とその演出のあり方について考察します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D210-0351S
GAS-IC6C09L1
表象文化論実験実習III
針貝 真理子
S1 S2
水曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
最初に、Metzler Lexikon TheatertheorieのInszenierungの項目を通して、「演出」概念を演劇学の文脈で確認します。そのうえで、ドイツ語の研究書(Erinnerung reloaded? (Re-)Inszenierungen des kulturellen Gedächtnisses in Kinder- und Jugendmedien, J.B. Metzler, 2021)の講読を通して、ナチスの過去との取り組みに蓄積のあるドイツ語圏の事例を学び、日本やその他地域の事例とも比較しながら議論します。
授業の方法
前半は、参加者を順番に当ててテクストを精読し、その内容について全員で議論します。 後半は、担当者に各章の要約を発表してもらい、それを元に全員で議論します。
成績評価方法
発表の質および毎回の授業への参加度に応じて評価します。
教科書
プリントを配布します。
参考書
アライダ・アスマン『想起の空間: 文化的記憶の形態と変遷』(安川晴基訳)水声社、2007年 エリカ・フィッシャー=リヒテ『演劇学へのいざない―研究の基礎』(山下純照ほか訳)国書刊行会、2013年
履修上の注意
少なくとも中級程度のドイツ語読解力があることが望ましい。 履修希望者は、全員必ず初回授業に出席してください。