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最終更新日:2025年4月21日

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アート・マネージメント論I

現代美術の展覧会史 1942-1976
現代美術史の形成に大きな役割を果たしている展覧会について考察します。20世紀半ば以降の主な現代美術の展覧会を取り上げて、その企図、構成、社会的背景を理解した上で、展覧会としての意義と問題を議論します。今学期は、1940年代から70年代にかけてアメリカ、ヨーロッパ、日本で開かれた展覧会を、美術の国際的な展開の中で捉えます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D210-0271S
GAS-IC6A22L1
アート・マネージメント論I
加治屋 健司
S1 S2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
第1回目はガイダンスの後、展覧会の観点から捉えた現代美術史を概観した上で、展覧会研究の現状を説明し、担当教員がFirst Papers of Surrealism展について話します。その後、第2回目以降の担当者を決めます。第2回目以降は、毎回、担当者が下記の展覧会または受講者が希望する他の展覧会について発表し、受講者全員で討論します。 First Papers of Surrealism, New York, 1942 第1回具体美術展、東京、1955 This Is Tomorrow, London, 1956 The New American Painting, New York, 1959 読売アンデパンダン展、東京、1949-1963 Primary Structures, New York, 1966 January 5-31, 1969, New York, 1969 When Attitudes Become Form, Bern, 1969 大阪万博、大阪、1970 人間と物質、東京等、1970 Information, New York, 1970 Venice Biennale, Venice, 1976
授業の方法
受講者は、上記の展覧会のいずれかを担当してもらえればと思いますが、他の展覧会を希望する場合は担当教員にご相談ください。展覧会の画像等を見せながら、30分間で、展覧会の概要を説明し、その意義と問題について論じて下さい。その後、受講者全員で討論します。
成績評価方法
授業での発表・討論、学期末レポートから総合的に判断します。
教科書
ありません。
参考書
Salon to Biennial: Exhibitions that Made Art History, Volume 1: 1863-1959 (London: Phaidon, 2008)とBiennials and Beyond: Exhibitions that Made Art History, Volume 2: 1962-2002 (London: Phaidon, 2013)が基本文献になります。Afterall社から刊行されているシリーズExhibition Historiesの本も参照します。それ以外の関連文献は、授業中に指示します。
履修上の注意
担当者には、基本文献の該当箇所を読み、展覧会カタログや関連文献を読んだ上で、展覧会の画像等を用意して、発表してもらいますので、発表の準備には時間がかかります。初回から対面で行います。
その他
特になし