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最終更新日:2024年10月18日

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アート・マネージメント論I

演劇と理論
近年、ドイツ語圏の演劇学では、演劇理論そのもののあり方を問い直す研究が盛んに行われています。演劇理論とは、何のために、そして誰のためにあり、またどのように作られ、用いられるべきものなのでしょうか? この授業では、演劇実践と演劇研究双方の視座から、演劇理論のあり方について考えます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D210-0270S
GAS-IC6A22L1
アート・マネージメント論I
針貝 真理子
S1 S2
火曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
Sセメスターでは、山下純照・西洋比較演劇研究会編『西洋演劇論アンソロジー』、リチャード・シェクナー『パフォーマンス研究』、ハンス=ティース・レーマン『ポストドラマ演劇』、エリカ・フィッシャー=リヒテ『演劇学へのいざない』といった演劇論の文献が、演劇理論と実践・研究/批評との関係をどのように位置付けているかを確認したうえで、「理論」それ自体のあり方について論じたホルクハイマーの「伝統的理論と批判的理論」を演劇実践・研究の文脈と関連づけながら読み、同時代に書かれた演劇実践者のテクストとしてベルトルト・ブレヒトの演劇論および作品を、また批評家のテクストとしてヴァルター・ベンヤミンのブレヒト論を読んで議論します。 Aセメスターには、それらの論に言及した演劇研究(ドイツ語文献)を取り上げます。
授業の方法
毎週担当者を決めて、取り上げるテクストについて発表してもらい、それを元に全員で議論を行う。 参加者自身の研究についても、各自一回ずつ中間発表をしてもらう。
成績評価方法
発表の質と授業参加度によって判断します。
教科書
授業内でプリントを配布します。
参考書
特になし。
履修上の注意
履修希望者は、必ず初回のガイダンスに出席してください。 Sセメスターは日本語文献を中心に取り上げますが、Aセメスターではドイツ語文献を中心に扱います。Sセメスターのみの履修も可能ですが、続けてAセメスターの受講を希望するドイツ語未習者は、Sセメスターのうちに一学期完結のドイツ語(第三外国語)を受講しておくことをお勧めします。Aセメスターの最初は、ドイツ語初学者でもついて来れるようにスピード調整します。