フランスの経済学者ガエル・ジローの2022年の大著『公共世界を作り出す:人新世の政治神学』(Composer un monde en commun: Une théologie politique de l'anthropocène)を読んでいきます。毎回担当者を決めてレジュメを作成してもらい、発表後に参加者間で討論を行います。「地球の生物圏の破壊がもたらす危機によって、私たちに課せられた並外れた課題にどのように立ち向かうことができるだろうか ? 私有財産の概念そのものを修正する必要があるのではないか?国民国家の主権を再考しなくてはならないのではないか ?気候だけでなく、生物多様性、健康、文化、さらには民主主義など、私たちのグローバルコモンズを守ることを可能にする国際機関をどのように共に構築できるのだろうか ?」 同書は、こうした問いに答えようとするものです(盗作疑惑などネガティブな意味で話題になった著作でもあります)。一定のフランス語の読解力のある幅広いバックグラウンドをもった人たちの参加を望んでいます。