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最終更新日:2026年4月20日

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文化ダイナミクス演習II

不可能性の表象(3)──リオタール/ランシエールを読む
この授業は、2023年度S/Aセメスターからの継続である(ただし、新規の参加者も歓迎する)。

昨年度は、ジャン=フランソワ・リオタール(1924-98)の、おもに1980年代のテクストを講読した。この時期のリオタールの哲学的関心は美学、倫理、政治など多岐にわたっているが、そこに共通するモティーフがあるとすれば、それは表象不可能性(ないし呈示不可能性)をめぐる一貫した問題意識である(具体的には前衛芸術、ホロコースト、資本主義)。

さて、リオタールにかぎらず、20世紀後半の現代思想や批評理論において「表象不可能性」がさかんに論じられていたことは周知の通りである。だが、当の「不可能性」がいかに表象されてきたのか、ということは従来それほど検討されてこなかった。つまり、一口に「表象不可能性」といってもそこにはさまざまなヴァリエーションがあり、その「不可能性」をどのように表象するかは論者によってさまざまだということである。

そのような問題意識から、今学期は、以上の「表象不可能性」に批判を加えたジャック・ランシエールのテクストを読む。前半は『イメージの運命』所収の「表象不可能なものがあるのかどうか」を日本語で、後半は『美学における居心地の悪さ』所収の「リオタールと崇高の美学──カントの反読解」をフランス語で読む予定である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D210-0120S
GAS-IC6A12S1
文化ダイナミクス演習II
星野 太
S1 S2
水曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
第01回 教員によるイントロダクション 第02回 リオタール/ランシエール導入:学生による発表(1) 第03回 リオタール/ランシエール導入:学生による発表(2) 第04回 ランシエールを読む:「表象不可能なものがあるのかどうか」(1) 第05回 ランシエールを読む:「表象不可能なものがあるのかどうか」(2) 第06回 ランシエールを読む:「表象不可能なものがあるのかどうか」(3) 第07回 中間総括 第08回 ランシエールを読む:「リオタールと崇高の美学」(1) 第09回 ランシエールを読む:「リオタールと崇高の美学」(2) 第10回 ランシエールを読む:「リオタールと崇高の美学」(3) 第11回 ランシエールを読む:「リオタールと崇高の美学」(4) 第12回 ランシエールを読む:「リオタールと崇高の美学」(5) 第13回 最終総括
授業の方法
講義、講読、発表、討議。 1)まず、各回の担当者が20〜30分程度で講読文献について報告する。 2)その後、参加者全員が文献にコメントする(したがって予習は欠かせない)。 3)最後に、教員が必要に応じて全体の議論を整理し、適宜コメントを加える。
成績評価方法
講読、発表、討議への貢献を総合的に評価する。 受講者の人数によっては期末レポートを課す可能性がある。
教科書
なし。講読するテクスト(日・英・仏)は教員が用意・配布する。
参考書
講義中に指示する。
履修上の注意
講読する文献はなるべく日本語訳があるもから選ぶ。 ただし、必要に応じて英語、仏語の文献を読むことがある。
その他
この授業は原則的にすべて対面で行なう。 ただし、研究科の方針に従い、初回のみオンラインで行なう。 詳細については、LMSに掲示するアナウンスを確認すること。