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最終更新日:2024年10月18日

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言語情報科学特殊研究IV

外在主義と認知言語学 Externalism and Cognitive Linguistics
外在主義とは、内的状態が完全に同一である二つの個体が、外的環境の異なりに応じて、同一の言語形式によって異なる意味/概念(思考)を表しうるとする哲学のテーゼであり、「外的環境」を「物理的環境」と解する物理的外在主義と、「社会的環境」と解する社会的外在主義とに大別される。本講義では、特に社会的外在主義が、現代の主要な言語理論の一つである認知言語学の掲げる「言語表現の意味 = 概念化」というテーゼとどこまで両立可能であるかを検討する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D200-1571A
言語情報科学特殊研究IV
酒井 智宏
A1 A2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
全回対面で行います。 第1回~第4回(予定): 内在主義 vs. 外在主義 第5回~第8回(予定): 概念の不完全理解 第9回~第13回(予定). 社会的外在主義と捉え方
授業の方法
講義形式。質問はいつでも歓迎します。
成績評価方法
期末レポートによって評価します。レポートの内容は、講義内容をふまえた独自の考察、または関連文献の論評とします。
教科書
使用しません。適宜資料を配布します。
参考書
授業中に指示します。なお本講義の参考文献はすべて英語文献です。
履修上の注意
予備知識は必要ありませんが、英語で書かれた分析哲学の論文を読み解こうとする姿勢が求められます。