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最終更新日:2025年4月1日

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言語態基礎論I

19世紀フランスにおけるポー翻訳—作品とその周辺
19世紀前半のアメリカ文学を代表する詩人・作家であるポーの作品が、19世紀中盤に、フランス文学を代表する詩人であるボードレールによって翻訳紹介されたことは文学史的な重要事項としてよく知られているだろう。世紀後半には詩作品がマラルメによって翻訳され、豪華版詩集『大鴉』や『ポー詩集』が刊行されたこともまた、同じような重要事項として知られているかもしれない。とはいえ、専門の研究者を別とすれば、実際に原典と翻訳を突き合わせて読み、翻訳の経緯やその後について調査したことのある人はそう多くないのではないかと思う。
この授業では、受講者の顔ぶれにあわせて、ポー作品の英語原典に加えて、フランス語訳、日本語訳を随時参照することで、19世紀フランスにおけるポー翻訳の実態に迫ること、それによって、翻訳とは何かという問いを実践を通じて考え、理解していくことを目指します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D200-1060S
GAS-LI6D18L1
言語態基礎論I
谷本 道昭
S1 S2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
「大鴉」「構成の原理」「盗まれた手紙」等のポーの代表的な著作のほか、ボードレールによる批評や翻訳者マラルメの姿を伝える「「大鴉」の日誌」などの周辺テクスト(の翻訳)を読み進めていく予定です。授業担当教員は「詩」を専門的に研究するものではありませんので、門外漢・アマチュアとして取り上げていきます。
授業の方法
テクストの講読と調査を基本としながら、毎回の授業で担当者に発表をしてもらいます。
成績評価方法
授業のなかで指示します。
教科書
ポーのエディションについては2004年刊行のNorton版(The selected writings of Edgar Allan Poe)、翻訳は創元推理文庫版、集英社文庫版、岩波文庫版を用いる予定。 ボードレールについては2024年刊行のプレイヤード版、2004年刊行のフォリオ版、翻訳はちくま学芸文庫版を用いる予定。 マラルメ「「大鴉」の日誌」については、柏倉康夫訳著『マラルメの「大鴉」』(臨川書店、1998年)に収録されている翻訳を用いる予定。 いずれも、コピー・PDF等を配布する予定。受講にあたって事前に購入しておく必要はない。
参考書
授業のなかで指示します。
履修上の注意
言語情報科学専攻の必修科目になっていますので、フランス語の能力は受講の条件に関係しませんが、フランス語が読めるとなお良いです。 初回授業で授業での発表担当者を数人決めておきたいので、履修予定の方は必ず初回授業に出席するようにしてください。