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最終更新日:2026年10月16日
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言語態分析演習IV
『ウジェニー・グランデ』を再・発見する
本授業では、受講者とともに、1833年に刊行されたバルザックの長篇作品『ウジェニー・グランデ』の読解を行う予定ですが、「読解」が「読解」の名にふさわしいものになるよう、「発見」をテーマとして、この作品を取り上げ、読み進めていきたいと思っています。
地方の、それも過度に抑圧的な家庭環境の中で暮らす一人の若い女性であるウジェニー・グランデの名前をそのままタイトルにしたこの作品は、バルザック自身にとって、また当時の読者にとって、文学を通して「地方」や「女性」を再・発見する経験そのものであったといっても過言ではありません。また、この作品が2021 年に映画化されたことからもわかるように、読者・聴衆は今なお、『ウジェニー・グランデ』の現代性や普遍性を再・発見し続けているともいえるでしょう。
授業では、時代背景、バルザックの創作の時系列、『人間喜劇』における本作の位置付けを踏まえた上で、実際にテクストをひもとき、さまざまな「発見」を積み上げていくことを目標とします。
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