大学院
HOME 大学院 国際コミュニケーション演習II
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月21日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

国際コミュニケーション演習II

イタロ・ズヴェーヴォの短篇小説を読む
19世紀末~20世紀初頭、オーストリア帝国領土であったトリエステを生きたエットレ・シュミッツ氏は、富裕なブルジョワとして生活しつつ、こっそりイタリア語で小説を書いては机の中にしまっていた。後にジョイスに熱烈に推薦されて「イタロ・ズヴェーヴォ」としてすい星のごとくパリの文壇に登場し(といってもテクストだけだが)、イタリアの文化人たちを混乱に陥れるまでは、まったく無名の存在であった。偉大なるアマチュア作家である。そのアイロニーに彩られた小説は読むと世界観が変わること間違いなしである。むろん読み過ぎは禁物だが、少しくらい読むのは心の健康に良いだろう。この授業の目標は、文法事項を確認しながらイタリア語を読めるようになることであり、また、ズヴェーヴォの物語の語り方の新しさを理解することである。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D200-0720S
GAS-LI6C14S4
国際コミュニケーション演習II
山﨑 彩
S1 S2
火曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語/イタリア語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
ズヴェーヴォの短篇小説を読む。
授業の方法
文法に注意しながらテクストを正確に、かつゆっくり味わって読む。 テクスト読解の最後に、簡単なレポートを作成し、意見交換を行う。
成績評価方法
通常授業における取り組み方から評価する。
教科書
コピーで配布する。
参考書
参考資料については授業中に指示する。
履修上の注意
予習は、授業で読むテクストの意味を調べて訳を考えてくること。テクストの音読。 復習は、授業で読んだテクストをもう一度読んでみる。テクストの音読。