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最終更新日:2024年10月18日

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国際コミュニケーション演習I

作者論再考
「作者」については、作者概念の歴史や機能、「個人」「主体」「天才」「自律性」といった他の概念や、批評・読者・市場などとの関連、さらには「作者の死」にいたるまで、さまざまなことが語られてきた。最近では、デジタル技術の急速な発展によって「作者」の審級が改めて問いに付される一方、映画批評ではなおも「作家主義」的な言説が支配的である。本演習では、「作者」や「作家主義」を主題とする代表的なテクストを読解するなかで、今日における「作者」の意義について考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D200-0710A
GAS-LI6C13S1
国際コミュニケーション演習I
竹峰 義和
A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
1. イントロダクション 2. フロイト「詩人と空想」 3. サルトル「何故書くか」(『文学とは何か』) 4. ウィムザット&ビアズリー「意図の誤謬」 5. ブース「内包された作者」 6. バルト「作者の死」 7. フーコー「作者とは何か」 8. ジュネット「内包された作者、内包された読者?」 9. レヴィンソン「文学における解釈と意図」 10. キットラー「作者であることと愛」 11. バザン「誰が映画の本当の作者か」「作家主義について」 12. ウォーレン「作家理論」 13. ゲインズ「映画作家という概念への固執」 中村秀之「作家主義(auteurism)」と「作者性」(authorship)」 *予定は変更することがある。
授業の方法
演習形式で進める。事前に発表者を決めて、テクストの要約と問題提起を行なってもらい、それを基に議論する。
成績評価方法
発表および授業への貢献度を基に評価する。
教科書
ファイルをUTOLにアップする。
参考書
授業内で指示する。
履修上の注意
初回はオンラインで行なう。