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最終更新日:2024年4月22日

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異文化コミュニケーション論I

短篇のモダニズムーーキャサリン・マンスフィールドを読む
この授業ではおもにニュージーランド出身の英語短篇作家キャサリン・マンスフィールド(Katherine Mansfield, 1888-1923)の短篇小説を読みます。昔から日本でも人気の高い作家で、継続的に翻訳紹介もされていますが、近年、マンスフィールドの作品はそのモダニズム的な技法の革新のみならず、フェミニズムやジェンダー/セクシュアリティ、スピリチュアリティ、コロニアリズム、グローバルな越境性など多様な見地からあらたな関心を集めており、Katherine Mansfield Societyなどの活発な活動のほか、アリ・スミスなど現代の英語作家などからも熱心な再評価を受けています。スケジュール的に余裕があれば評論や手紙・日記などの資料についても扱ってみたいと思います。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D200-0610S
GAS-LI6C03L2
異文化コミュニケーション論I
秦 邦生
S1 S2
金曜3限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
最初にマンスフィールド研究の入門書を読み、その生涯と作風について概略をつかんだのち、できるだけ発表年代順に沿って短篇作品を順にあつかってゆきます。
授業の方法
受講生に発表を割り振り、テクストを丁寧に読んでゆきます。短いテクストでもテーマを立てて精読を行うアプローチを実践をつうじて磨いてゆくことがねらいです。なお、基本的に対面で実施しますが、回によってはオンライン実施の可能性もありえます。
成績評価方法
授業内の貢献ならびに期末課題。
教科書
The Collected Stories of Katherine Mansfield (Penguin Classics, 2007) *Ali Smithの序文がついているもの
参考書
授業中に指示します
履修上の注意
履修者には積極的な参加と貢献を求めます。予習は必須です。