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最終更新日:2025年4月21日
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言語情報解析演習I
主辞駆動句構造文法(Head-driven Phrase Structure Grammar)と最小再帰意味論(Minimal Recursion Semantics)の基礎
Foundations of Head-driven Phrase Structure Grammar and Minimal Recursion Semantics
Head-driven Phrase Structure Grammar (HPSG)とMinimal Recursion Semantics (MRS)の基礎を学ぶ。
HPSGは、自然言語の統語構造・意味解釈のあり方に関して網羅性・厳密性を備えた記述を可能にする、「制約に基づく文法理論」に分類される理論である。MRSは、HPSGと組み合わせて使う形式的意味理論として標準的な理論となっているものである。
本授業ではこれらの理論を標準的な教科書などを用いて初歩的なところから順番に学んでいく。基本的な単純な言語現象に関してはこれらの理論はチョムスキーの理論などと同じことを違う形で言っているだけであるが、他の理論とは根本的に異なる内容になっている所が統語論においても意味論においても少なからずある、ということを理解するところまで到達することを目標とする。
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