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最終更新日:2025年4月21日

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言語情報処理I

理論計算言語学/Theoretical Computational Linguistics
本授業は、計算言語学に対する理論研究である理論計算言語学(theoretical computational linguistics)について概観する(理論計算機科学が計算機科学に対する理論研究であるのと同じ意味である)。具体的には、人間言語の計算モデルとしての大規模言語モデルをめぐる論争を検討することで、理論言語学における大規模言語モデルの展望および限界を整理するのと同時に、自身の研究に応用することを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D200-0311S
GAS-LI6B03L2
言語情報処理I
大関 洋平
S1 S2
木曜2限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
1. はじめに 2. 理論計算言語学とは? 3. Piantadosi (2024) 4. Katzir (2023); Kodner et al. (2023) 5. Moro et al. (2023); Bolhuis et al. (2024) 6. Kallini et al. (2024) 7. Wilcox et al. (2024) 8. Lan et al. (2024) 9. Ambridge & Blything (2024) 10. Muller (2024) 11. Yang & Piantadosi (2022) 12. Kodner et al. (2022) 13. 期末プロジェクト報告
授業の方法
履修者は、各週で取り上げる必須文献(国際会議・ジャーナル論⽂1~2本程度)を読み、LMSの掲示板にコメントを投稿した上で授業に参加する。授業では、大学院生が掲示板コメントを参照しつつ必須論文のディスカッションを⾏う。
成績評価方法
掲示板コメント、期末プロジェクト、論文ディスカッションを踏まえて、総合的に判断する。期末プロジェクトでは、2~3名のグループを構成し、担当教員との共同研究として任意の学会に投稿することを目指す。
教科書
初回授業時に、各週で取り上げる必須文献のリストを提示する。また、授業開始までに以下の論文に目を通しておくことが望ましい: ・Chomsky, Roberts, Watumull (2003) The False Promise of ChatGPT. The New York Times.
参考書
各週の授業時に、必須文献と併せて、参考文献のリストも指示する。
履修上の注意
・計算言語学や自然言語処理に加えて、理論言語学を専門とする学生の履修も歓迎する。 ・総合文化研究科の方針に従い、第1回までオンライン授業を実施し、第2回から対面授業を開始する。