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最終更新日:2026年10月16日

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情報記号分析I

文学言語はどこで始まるか――20世紀フランスの文学評論から
詩と散文、文学言語と日常言語の差異あるいは関係性は、19世紀から20世紀にかけてのフランスの文学論・言語論において繰り返し問題とされ、論争の種ともなった。サルトルやヤコブソンはこの問題の基本的な参照項となっている。とはいえ、詩/散文という対立と、文学言語/日常言語という対立は同じではないし、これらの二項対立を立てること、境界線を引くこと自体が適切でないという可能性もある。しかし、そういった問題も含め、現代文学・文学論について考える上で検討する余地のあるテクスト群がある。基本文献を含め、これらの問題に関わるテクストを読み、整理すると共に、その妥当性や意義について共に検討してみたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D200-0290S
GAS-LI6B01L4
情報記号分析I
郷原 佳以
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語、フランス語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
総合文化研究科
授業計画
授業の趣旨、および、最初に踏まえておきたいマラルメやヤコブソンのテクストについてイントロダクションを行った後、文献を読み、議論を行う。以下のテクストのなかから取り上げる予定(全文を読むと時間がなくなるので、主題に関連する箇所を中心に)。 ・Stéphane Mallarmé, « Crise de vers » (1897), Œuvres complètes, t. II, Bertrand Marchal (éd.), Gallimard, « Bibliothèque de la Pléiade », 2003. ・Roman Jacobson, « Qu’est-ce que la poésie ? » (1933-34, tschèque), « Linguistics and Poetics » (1960). ・Paul Valéry, « Je disais quelquefois à Stéphane Mallarmé » (1932), Variété III (1936), « Poésie et pensée abstraite » (1939), Variété V (1944), Œuvres, t. I. ・Maurice Merleau-Ponty, « Le roman et la métaphysique » (1945), Sens et non-sens, Gallimard, 1948, « Le langage indirect et la voix du silence » (1952), Signes, Gallimard, 1960. ・Jean-Paul Sartre, chapitre 1 « Qu’est-ce qu’écrire ? », Qu’est-ce que la littérature ?, Gallimard, 1948. ・Roland Barthes, « Existe-t-il l’écriture poétique ? », Le degré zéro de l’écriture, Seuil, 1953. ・Maurice Blanchot, « Le paradoxe d’Aytré » (1946), La part du feu, Gallimard, 1949.
授業の方法
イントロダクションの後、参加者の関心も考慮して相談のうえで読む論文を決定し、担当者を決めて輪読していく。担当者はレジュメを用意し、本文の内容だけでなく、本文や注に挙がっている関連文献を調べて報告し、疑問点などのコメントを付すこと。
成績評価方法
授業での発表。場合によってはレポートを課す。
履修上の注意
フランス語が読めること。テクストはUTOLで配布する予定。