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最終更新日:2026年10月16日

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一般言語理論I

時制の形式意味論/Formal Semantics of Tense
日本語や英語など、文法的な時制形式を備えている自然言語は多い(そうでない言語も決して珍しくはないが)。しかし、「現在形」や「過去形」といった時制形式の意味的貢献が、言語間で一様ではなく、また、同一の言語内でも環境によって異なりうるということは、英語の補文節で見られる所謂「時制の一致」および日本語における対応物の欠如を考えれば想像に難くない。この授業では、時制形式の意味解釈について形式意味論の観点からどのようなアプローチがなされてきたかを概観し、その通言語的・言語内的妥当性を検討する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D200-0010S
GAS-LI6A01L1
一般言語理論I
岡野 伸哉
S1 S2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
総合文化研究科
授業計画
講師によるイントロダクションの後、受講者による論文の輪読形式をとる。扱う範囲やペースは受講者の人数や関心に応じて調整する。 主に以下からトピックを選んで取り上げる予定だが、進度や受講者の興味によってはこれに限定されない: - 時制の論理 - 時制の代名詞的分析 - 時制の一致 - 時制のde re解釈とdouble access reading - 関係節の時制 - 時間的副詞節の時制 - 名詞の時間解釈 - 時制の通言語的対照
授業の方法
初回のみオンライン授業を行う。各受講者は担当範囲の内容について発表する。他の受講者も疑問点や関連するデータ(英語に限らず、日本語やその他の言語など)等を持ち寄り、全員で議論する。
成績評価方法
授業での発表と期末レポートによる。
履修上の注意
自然言語に関する形式意味論の入門を終えていることを前提とする。「入門」とは、本専攻ではAセメスターに開講される「言語科学基礎論IV」の内容に相当し、Heim & Kratzer (1998) Semantics in Generative Grammar. (Blackwell) あるいはそれと似た内容の教科書等を通じて、論理式・λ記法による自然言語の意味分析に触れたことがある(習熟していることは要求しない)、という受講者を想定している。形式意味論・言語学に限らない隣接分野からの受講も大いに歓迎する。