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最終更新日:2026年10月16日

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全学自由研究ゼミナール (大学での学びをどうデザインするか:UTONEとリフレクション実践)

大学での学びをどうデザインするか:UTONEとリフレクション実践
授業の概要
東京大学には、教養科目から専門科目まで幅広い学びの機会があり、課外活動やインターン等も含めると選択肢はとても多くあります。一方で、情報が多い分、「自分は何に関心があるのか」「この先どう学んでいきたいのか」が見えにくくなることもあります。
この授業では、学修支援プラットフォーム UTokyo ONE(UTONE) を活用しながら、日々の学修や経験を「リフレクション(省察・振り返り)」の方法で整理し、自分の学びを自分で設計していく力を身につけます。操作方法を学ぶだけでなく、授業・活動・日常の気づきを記録し、それをもとに学びの流れを言語化することを重視します。
大学生活をより納得感のあるものにするために、「今の自分を理解し、次に何をするか考える」ための土台を、この授業で一緒に作っていきます。
この授業では、UTONEを活用しながら、学修や経験を記録して振り返り、自分の学びを整理する方法を身につけます。大学生活を「受け身でこなすもの」ではなく、自分で考えて組み立てていくための基礎として、この授業を役立ててもらえればと思います。


授業の到達目標
1.「可視化」する力:UTONEの機能(学修ポートフォリオ、感情ログ、カレンダーなど)を使いながら、自分の学修状況や気持ちの動きを整理し、客観的に捉えられるようになる。
2.「接続」する力:過去(高校時代の経験)、現在(授業や活動)、未来(進路や関心)をリフレクションを通じてつなげ、自分の学びの流れを説明できるようになる。
3.「物語」としてまとめる力:蓄積した記録をもとに、自分の成長や変化を根拠を示しながら文章にまとめ、読み手に伝わる形で表現できるようになる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31796
CAS-TC1200S1
全学自由研究ゼミナール (大学での学びをどうデザインするか:UTONEとリフレクション実践)
真鍋 陸太郎
S1
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
この授業は、考えるだけでなく、実際に記録し、振り返り、まとめることを繰り返しながら進めます。(シラバス内容と実際の授業内容は変更となる場合があります) ※第1回はオンライン講義です。第2回以降は対面を予定しています。 第1回:学びを自分のこととして捉える —— UTokyo Compassと現在地(オンライン) •テーマ:東大での学びを「自分の学び」として考える •内容:講義概要、UTONEの説明、東京大学の教育の考え方(学位授与方針他)とUTONEの位置づけを確認し、今の自分の状況を整理する。 •活動:DP自己評価、4年間の大まかな目標やマイルストーンの設定。 第2回:ルーツを振り返る —— 過去の経験を整理する •テーマ:自分がここにいる理由を考える •内容:高校時代の経験や関心を「高校時代等カード」としてまとめ、今の学びとのつながりを整理する。 •活動:過去の関心事項の入力、現在の専攻選択や興味との関係を言語化する。 第3回:東大の支援を活用する —— アドバイジングと相談の準備 •テーマ:助けを求める力を身につける •内容:進むべき専門分野を考えるために、進学情報センターやキャリアサポート室など、学内の支援窓口とUTONEの関係を理解し、相談の組み立て方を身につける。 •活動:学修ポートフォリオを使った相談のシミュレーション。 第4回:学びを日々記録する —— AI時代のリフレクション •テーマ:記録が次の選択につながる •内容:気づきや感情をどう記録するか、続けやすい形を考える。記録の質が将来の振り返りや支援(レコメンド等)にどう影響するかも扱う。※UTONEの将来機能についても解説します。 •活動:現在の学修目標の整理、感情ログ・活動カードの作成。 第5回:データと向き合う —— デジタル・ガバナンス •テーマ:自分の学修データを安全に扱う •内容:学修データを含むデジタルデータの扱い(仮名化、セキュリティ、情報倫理)について理解し、適切な管理の考え方を学ぶ。 •活動:設定の確認、情報倫理に関するディスカッション。 第6回:学びを文章にまとめる —— アカデミック・エッセイの実践 •テーマ:記録を根拠に、自分の変化を書く •内容:これまで作成したカードやログを材料にして、自分の学びの流れを文章としてまとめる。 •活動:自ら設定したマイルストーンを軸にしたエッセイの作成。 第7回:これからを考える —— 卒業後も続く学びの整理 •テーマ:大学の学びを今後に活かす •内容:大学での記録を、就職・進学などの将来の選択にどう結びつけるかを考える。卒業後のデータの扱いについても確認する。 •活動:4年間の学修計画の最終共有と相互フィードバック。
授業の方法
自分の学びを形にするためには、授業時間だけでなく、日常の中で少しずつ振り返ることが重要です。 ・講義視聴、資料読解などのインプット学習 ・マイクロ・リフレクション:週3回程度、UTONEに気づきや感情ログを入力する。 ・個人ワーク・グループワーク:授業中に作成したポートフォリオカードを、必要に応じて更新したり、グループで検討したりします。
成績評価方法
評価において最も重視するのは「正解」ではなく、「自分の変化に対して、どれだけ誠実に、かつデータに基づいて向き合えたか」です。 •授業内ワーク (40%):カード作成の取り組み、経験の整理や意味づけの深さ。 •アカデミック・エッセイ (40%):過去・現在・未来のつながりが伝わるか、自分の言葉で書けているか。 •平常点 (20%):ログ入力など、継続して取り組めているか。
履修上の注意
・履修を希望する方は必ず、第1回目のガイダンスにご出席ください(UTONEの説明等を実施します)。 ・履修希望者が40名を超えた場合は選抜します。選抜方法は初回授業時に説明し、第2回授業までに選抜して連絡します。