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最終更新日:2024年10月18日

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初年次ゼミナール文科

人間とAIの言葉
【共通目標】
 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。
  「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。

【この授業の目標・概要】
機械翻訳やChatGPTなど言葉を使うAIは自然言語処理と呼ばれ、急速に発展している。本授業は、AIが人間の言葉を理解するためには何が出来ていなければいけないか、という切り口から学ぶ新しい言語学入門である。具体的には、音声、形態、統語、意味、神経のトピックを対象として、人間の言葉(言語学)とAIの言葉(自然言語処理)の観点から報告・討論する。

【学術分野】言語学・自然言語処理

【授業形態】ディシプリン型
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31794
CAS-FC1510S1
初年次ゼミナール文科
大関 洋平
S1 S2
木曜3限
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講義使用言語
日本語/英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回・第2回については、PDF版シラバスの「初年次ゼミナール文科」冒頭のページと、UTOLの「初年次ゼミナール文科(総合)」コース(ログイン後の画面の時間割の下に表示)で案内する。初回授業までに必ず確認しておくこと。 ------------------------------- 第3回: ガイダンス・担当決め 第4回: 音声①:音声学 第5回: 音声②:音声認識 第6回: 形態①:形態論 第7回: 形態②:形態素解析 第8回: 統語①:統語論 第9回: 統語②:構文解析 第10回:意味①:意味論 第11回:意味②:意味解析 第12回:神経①:神経言語学 第13回:神経②:人工ニューラルネットワーク
授業の方法
*全ての授業で小論文が課される。 -------------------------------- 履修者は、前週の授業についてLMSの掲示板にコメントを投稿した上で授業に参加する。授業は、基本的に2週で1トピックとし、1週目は人間の言葉(言語学)、2週目はAIの言葉(自然言語処理)の観点から担当者が報告・討論を⾏う。
成績評価方法
出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。
履修上の注意
初年次ゼミナールの授業は20名前後で編成される。同一時間帯に複数の初年次ゼミナールの授業が開講される。各自が参加すべき授業の曜限はクラスごとに指定されており、その範囲で選択をおこなう。