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最終更新日:2026年10月16日
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初年次ゼミナール文科
『百人一首』を読む。
【共通目標】
大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。
「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。
【この授業の目標・概要】
『百人一首』の歌を言葉ひとつひとつに即して読む。
文学研究は単なる感想・鑑賞・評論ではない。作品に用いられている語や言い回し一つ一つについて、作者と同時代の文学や同ジャンルの用例に即して理解する必要がある。その最初の訓練として、型の文学である和歌は格好の素材であろう。
かつて藤原定家撰であると言われていた『百人一首』の歌は人口に膾炙するものが多いが、だからこそ安易にもっともらしい印象批評や「作者の思い」などを語るのではなく、歌の言葉ひとつひとつに目を凝らしてその用例を広く調査した上で、注釈を付けながら、客観的な根拠にもとづいて文学作品を解釈し、さらには文学史への位置づけができるようになってほしい。
その上で、ささやかなものでもよいので、自らの調査を通じて先行研究で言われていないような新たな発見をすることできれば、文学研究の魅力の一端にも触れられよう。
【授業形態】文献批評型
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