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最終更新日:2026年10月16日

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初年次ゼミナール文科

現代民主主義研究:測る方法、衰退と瓦解、生まれ変わりへの展望
【共通目標】
 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。
  「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。


【この授業の目標・概要】
アメリカ合衆国のトランプ大統領の2次政権の誕生に伴い、強権的な移民の排斥や、国内外への軍隊出動、大統領個人への権限集中、メディアに対する言論の規制圧力など、アメリカでの民主主義の衰退が著しくなっている。このような政治的な文脈において、政治学は何を明らかにできるだろうか。あるいは何を明らかにすべきだろうか。
本授業では、第2次世界大戦以後の政治学において、民主的な体制がどのように定義され、また測られてきたのか、さらにその衰退と瓦解に関する兆候が研究されてきたのかについて、文献を講読する。それでだけではなく、アメリカ合衆国の過去の大規模な変動期であった、南北戦争後の第一回目の再建期と、1960年代の2度目の再建の経緯を踏まえて、第3回目の再建が叶うとすれば、それがどのような特徴を持ちうるかについて、考察を行う。  


【授業形態】ディシプリン型 文献批評型
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31785
CAS-FC1510S1
初年次ゼミナール文科
平松 彩子
S1 S2
金曜3限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回・第2回については、PDF版シラバスの「初年次ゼミナール文科」冒頭のページと、UTOLの「初年次ゼミナール文科(総合)」コース(ログイン後の画面の時間割の下に表示)で案内する。初回授業までに必ず確認しておくこと。 ------------------------------- 第1回 オンラインオリエンテーション 第2回 図書館調査オリエンテーション 第3回 はじめに:「問うに値する」問いを見つけるために 第4回 ポリアーキー(1):政治参加と自由 第5回 ポリアーキー(2):資源の配分 第6回 民主主義の測られ方(1) 第7回 民主主義の測られ方(2) 第8回 ポピュリズム:不平等と直接代表(1) 第9回 ポピュリズム:不平等と直接代表(2) 第10回 民主主義の衰退と瓦解:現代アメリカ(1) 第11回 民主主義の衰退と瓦解:現代アメリカ(2) 第12回 生まれ変わる民主主義:2度の再建期 第13回 生まれ変わる民主主義:3度目の再建?
授業の方法
*全ての授業で小論文が課される。 -------------------------------- 主に演習形式で行い、履修者は授業内で課題文献についての口頭報告をする。教員による講義で内容を補う部分もある。
成績評価方法
出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。文献課題についての授業内口頭報告(30%)、授業内での議論に対する実質的な参加(20%)、小論文(50%)。小論文の最終提出がない場合、あるいは授業の欠席が3分の1を超える場合は、単位を認めない。
履修上の注意
初年次ゼミナールの授業は20名前後で編成される。同一時間帯に複数の初年次ゼミナールの授業が開講される。各自が参加すべき授業の曜限はクラスごとに指定されており、その範囲で選択をおこなう。 本授業では、授業課題の予習準備や小論文の執筆にあたって人工知能(AI)を利用することを禁じる。