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最終更新日:2026年10月16日
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初年次ゼミナール文科
東の国のアリス――迷い込んだ西洋美術を探す
【共通目標】
大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。
「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。
【この授業の目標・概要】
西洋美術史とはおおまかにいえば過去の欧米で生みだされた絵画や彫刻の歴史のことですが、その現代における影響は、わざわざ美術館に足を運ばなくとも我われの身近なところに見出すことができます。事例は、映画、舞台、ファッション、広告、漫画、アニメ、ゲームなど、視覚文化を中心に数えきれないほどにあります。
もっとも影響の表れ方には、映画「アナと雪の女王」の一場面にフラゴナールやブリューゲルの絵画のパロディが散りばめられているように直接的な場合も、AKB48の楽曲「どうしても君が好きだ」のMVがルネサンスの一大革新である線遠近法による奥行き感を強調しているように、より間接的な場合もあるでしょう。いずれにせよ、そこには作者が過去の西洋美術の手を借りることで狙った効果があるはずです。
このゼミでは履修者ひとりひとりが身の回りの事物をあらためて観察することで、そこに西洋美術史の影響を発見し、その背景や効果を学術的に考察することを目標とします。人生100年、日常の景色にすこしでも奥行きが生まれるのならば、より美しいものになるのではと考えています。
【授業形態】 ディシプリン型
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