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最終更新日:2024年4月22日

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初年次ゼミナール文科

世論調査から読み解く日本政治
【共通目標】
 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。
  「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。


【この授業の目標・概要】
戦後日本における政治と世論の関係について、理論的・実証的視点から理解を深める。本演習では、世論調査の方法論を一般的に学ぶとともに、既存の意識調査を体系的に検討し、様々な政策分野に関する世論の動態を明らかにすることを目標とする。例えば、戦後日本では憲法改正が政治的争点であり続けてきたが、一般有権者はこの問題についてどのような意識を持ってきたのであろうか。また民意が時期によって変化したとすれば、それは何によるものだろうか。各受講者は関心のある政策分野(防衛政策、社会保障政策、家族政策等々)について、こうした問いを立て、自らそれに答えることが求められる。


【学術分野】法・政治 


【授業形態】ディシプリン型
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31770
CAS-FC1510S1
初年次ゼミナール文科
境家 史郎
S1 S2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回・第2回については、PDF版シラバスの「初年次ゼミナール文科」冒頭のページと、UTOLの「初年次ゼミナール文科(総合)」コース(ログイン後の画面の時間割の下に表示)で案内する。初回授業までに必ず確認しておくこと。 ------------------------------- 第3回 進め方の確認、政治学における世論・政治意識研究の位置づけ、データセットについて 第4回 『世論調査の真実』を読む 第5回 『憲法と世論』を読む1 第6回 『憲法と世論』を読む2 第7回 座学「1時間でわかる戦後日本政治史」 第8回 「気になる調査」発表会1 第9回 「気になる調査」発表会2  論文の形式と作法 第10回 関連研究を読む1(政党支持・内閣支持の分析) 第11回 関連研究を読む2(集計データから個票データへ) 第12回 成果発表会1 第13回 成果発表会2
授業の方法
*全ての授業で小論文が課される。 -------------------------------- 講義、報告・討論、小論文
成績評価方法
出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する
履修上の注意
初年次ゼミナールの授業は20名前後で編成される。同一時間帯に複数の初年次ゼミナールの授業が開講される。各自が参加すべき授業の曜限はクラスごとに指定されており、その範囲で選択をおこなう。