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最終更新日:2026年10月16日

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初年次ゼミナール文科

東大で軍事〈史〉研究をしよう!──歴史学のなかの戦争と軍事
【共通目標】
 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。
  「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。

【この授業の目標・概要】
 人類の来し方とこれからを考えるとき、決して無視することのできないウエイトを占めるものの一つが戦争である。にもかかわらず、戦争・軍事についての研究は、どの学問分野においても立ちおくれており、歴史学も例外ではなかった。そのようななか、近年ようやく歴史学の関心・手法から戦争や軍事を研究する「新しい軍事史」という潮流が、ヨーロッパ史を中心に西洋史・東洋史・日本史の各分野に広がりつつある。
 このゼミナールでは、戦史学・戦術研究や政治学・国際関係論からではなく、文献史料に基づく歴史学の一分野としての軍事史を取り上げ、主に前近代の世界諸地域の武人・軍制・戦争についての研究文献を講読・検討してその関心・動向・手法について学ぶ。それを通して、アカデミックルールと歴史学の手法を学ぶとともに軍事史ひいては歴史学について理解を深め、人類の過去と現在、そして未来を根拠をもって考える足場とすることをめざす。

【学術分野】歴史学

【授業形態】ディシプリン型   文献批評型  
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31766
CAS-FC1510S1
初年次ゼミナール文科
杉山 清彦
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回・第2回については、PDF版シラバスの「初年次ゼミナール文科」冒頭のページと、UTOLの「初年次ゼミナール文科(総合)」コース(ログイン後の画面の時間割の下に表示)で案内する。初回授業までに必ず確認しておくこと。 ------------------------------- 第3〜5回 歴史学・軍事史に関するレクチャー/第6〜12回 研究文献の講読・発表/第13回 まとめ
授業の方法
*全ての授業で小論文が課される。 --------------------------------  共通レクチャー・検索実習をふまえて、人文学および歴史学の研究方法と軍事史に関する基礎事項の解説を行なう。その後、重要な研究文献を引用文献や史料にさかのぼりながら講読・検討していく。担当者は、内容・論理と引用文献の双方について確認・追体験してレジュメで報告することが求められ、それを受講者全員で検討・討論する。発表担当はあくまでも分担箇所についての責任者ということであり、講読・討論は全員で行なうので、一人一人が積極的に参加することが求められる。  このゼミナールで学ぶのは歴史学の一分野としての軍事史であり、軍人・戦史家が行なうような過去の戦史や、政治学・法学などで行なわれる政策提言・シミュレーションなどではない。開講時の基礎知識は問わないので、先入観を排したみずみずしい好奇心を歓迎する。
成績評価方法
出席、報告および議論への貢献等の平常点(50%)と小論文(50%)とで判断する。なお、小論文の提出は必須であり、また平常点は担当回の報告および担当時以外での発言の双方により評価する。
履修上の注意
初年次ゼミナールの授業は20名前後で編成される。同一時間帯に複数の初年次ゼミナールの授業が開講される。各自が参加すべき授業の曜限はクラスごとに指定されており、その範囲で選択をおこなう。