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最終更新日:2026年10月16日

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初年次ゼミナール文科

禅籍『伝心法要』を読む
【共通目標】
 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。
  「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。


【この授業の目標・概要】
 Zenとして今日、世界に知られる禅宗は、仏教が中国に流入した後に興起した新たな一派で、東アジア全域に伝播し、各地の歴史・文化・思想など多方面で多大な影響を及ぼした。その最大の特徴は、従来の仏教では今生で仏(最高の理想的人格)には成り得ないと考えられていたのに対し、自覚の有無にかかわらず我々はもとより仏であり、今ここでそのことに目覚めることができると主張したことにある。遠い未来ではなくこの瞬間において理想を実現しようとする禅宗の、初期のみずみずしい考え方を伝える禅籍(禅宗典籍)として本授業では『伝心法要』を取り上げ、その会読・議論を通じて、古典をどのように読解し、問題を見つけ、先行研究との対話を通じて思索を深め、学術的な文章にまとめるのかを学ぶ。


【授業形態】文献批評型
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31763
CAS-FC1510S1
初年次ゼミナール文科
柳 幹康
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回・第2回については、PDF版シラバスの「初年次ゼミナール文科」冒頭のページと、UTOLの「初年次ゼミナール文科(総合)」コース(ログイン後の画面の時間割の下に表示)で案内する。初回授業までに必ず確認しておくこと。 ------------------------------- 第3回(4/22) 概論1(作業の具体的な進め方について説明) 第4回(4/29) 概論2(前提となる研究史の解説) 5月11日(月) 小論文のテーマをメールで提出 第5回(5/13)~第7回(5/27) 調査報告・議論 第8回(6/10)~第13回(7/1) 6月25日(水) 小論文(草稿)の内容に基づく発表 7月31日(金) 小論文(完成稿)の提出
授業の方法
*全ての授業で小論文が課される。 -------------------------------- 学生は2回(第3~4回)の概論に基づき、それぞれ『伝心法要』を通読し、5月11日までに小論文のテーマをメールで提出する。その後、テーマに基づき『伝心法要』の関連個所と先行研究をまとめてレジュメを作成し、第5~7回で報告・議論する。その議論の内容を踏まえて小論文の草稿を執筆し、第8~13回で発表・議論する。その内容を踏まえて小論文を完成させ、7月31日(金)までにメールで提出する。
成績評価方法
平常点(出席、報告および議論への貢献等)50%、小論文50%。ただし平常点・小論文の両方で合格基準(授業中に提示)に達する必要があり、かつ小論文の提出を単位付与の必要条件とする。
履修上の注意
初年次ゼミナールの授業は20名前後で編成される。同一時間帯に複数の初年次ゼミナールの授業が開講される。各自が参加すべき授業の曜限はクラスごとに指定されており、その範囲で選択をおこなう。