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最終更新日:2026年10月16日

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初年次ゼミナール文科

社会史の世界
【共通目標】
 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。
  「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。


【この授業の目標・概要】
  授業の前半では、アメリカ現代史・西洋史を中心に、社会史が登場した背景やその射程、可能性、課題について、近年日本語で刊行された文献を読みながら学ぶ。後半では、自らが設定した研究課題に関連する文献を読み、批評する力を養うとともに、先行研究の整理の仕方、論の組み立て方、史料収集・解析の方法、注や参考文献の書き方など、論文執筆に必要な基礎的な力を修得する。


【授業形態】文献批評型   
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31757
CAS-FC1510S1
初年次ゼミナール文科
土屋 和代
S1 S2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回・第2回については、PDF版シラバスの「初年次ゼミナール文科」冒頭のページと、UTOLの「初年次ゼミナール文科(総合)」コース(ログイン後の画面の時間割の下に表示)で案内する。初回授業までに必ず確認しておくこと。 ------------------------------- *第3回以降はすべて対面で実施する 第3回(講義)イントロダクション、歴史学と社会史 第4回(講義、討論)論文の書き方(課題の設定、先行研究の整理、史料解析、論理構成、注と参考文献の書き方)(1) 第5回(講義、討論)論文の書き方(課題の設定、先行研究の整理、史料解析、論理構成、注と参考文献の書き方)(2) 第6回(報告・討論)シティズンシップ・人種・ナショナリズム  メイ・M・ナイ著、小田悠生訳『「移民の国アメリカ」の境界―歴史のなかのシティズンシップ・人種・ナショナリズム』白水社、2021年 第7回(報告・討論)ジェンダー史とインターセクショナリティ  アントワネット・バートン著、髙内悠貴訳『ジェンダー史入門』勁草書房、2025年 第8回(報告・討論)交差する社会運動  藤永康政『黒人自由闘争のアメリカ史―公民権運動とブラック・パワーの相剋』岩波書店、2024年  土屋和代『福祉権運動のアメリカ―ブラック・ラディカリズムとフェミニズム』岩波書店、2025年 第9回(報告・討論)フェミニズムとグローバル・ヒストリー  ルーシー・デラップ、幾島幸子・井野瀬久美惠、田中雅子訳『フェミニズムズ―グローバル・ヒストリー』明石書店、2023年 第10回(報告・討論)小論文の構成案(1) 第11回(報告・討論)小論文の構成案(2) 第12回(報告・討論)小論文の構成案(3) 第13回(報告・討論)小論文の構成案(4)
授業の方法
*全ての授業で小論文が課される。 -------------------------------- ・6~9週のいずれかの週に報告する(文献報告)。6~9週に読む文献のなかから一冊選んだ上で、(1)特に関心のある章を選び、その章の内容を要約し、(2)本全体についてのコメント・疑問点をまとめる(A4 2枚以内のレジュメを用意する)。担当する文献については、第3回目の授業で決定する(人数によっては、報告する週が前後する可能性がある)。報告予定日の前日正午までに担当教員までメール添付で送ること。レジュメは他の学生に公開される。 ・6~9週で読む文献については駒場生協などで各自で購入するか、図書館で借りること。 ・10~13週のいずれかの週に報告する(研究報告)。報告予定日の前日正午までに担当教員までメール添付で送ること。レジュメは他の学生に公開される。報告内容を発展させ、小論文を執筆する(A4 3-5枚程度、UTOLにアップロード)。
成績評価方法
出席および議論への貢献20%、報告30%、小論文50% 小論文の提出は単位付与の必要条件である。
履修上の注意
初年次ゼミナールの授業は20名前後で編成される。同一時間帯に複数の初年次ゼミナールの授業が開講される。各自が参加すべき授業の曜限はクラスごとに指定されており、その範囲で選択をおこなう。