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最終更新日:2026年10月16日

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初年次ゼミナール文科

ジョルジョ・アガンベンを読む──習慣の問題
【共通目標】
 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。
 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。

【この授業の目標・概要】
 現代イタリアの哲学者ジョルジョ・アガンベンの著作を読みます。アガンベンは近年「生の形式」という概念について論じていますが、その問題意識は現代の資本主義によって、人間が落ち着いて何事かを繰り返して生きていく習慣的な生の破壊の問題にあるように思われます。
 授業では『いと高き貧しさ──修道院規則と生の形式』(みすず書房、2014年)を読んでいきます。修道院の規則を分析した本ですが、その背景にあるのは上記の問題意識です。大きく時代を飛び越えて、現代の問題に切り込むところにこの哲学者の面白さがあります。

【授業形態】文献批評型   
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31742
CAS-FC1510S1
初年次ゼミナール文科
國分 功一郎
S1 S2
火曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回・第2回については、PDF版シラバスの「初年次ゼミナール文科」冒頭のページと、UTOLの「初年次ゼミナール文科(総合)」コース(ログイン後の画面の時間割の下に表示)で案内する。初回授業までに必ず確認しておくこと。 ------------------------------- 毎回、担当者を決めて、全員で一緒に読み、議論していきます。 105分授業として行います。
授業の方法
*全ての授業で小論文が課される。 -------------------------------- 著作については全員で一括購入することも考えていますが、あらかじめ読んでおきたい人は買っても構いません。
成績評価方法
報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。
履修上の注意
初年次ゼミナールの授業は20名前後で編成される。同一時間帯に複数の初年次ゼミナールの授業が開講される。各自が参加すべき授業の曜限はクラスごとに指定されており、その範囲で選択をおこなう。
その他
特に予備知識などは必要ありません。