学部前期課程
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最終更新日:2025年4月21日

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学術フロンティア講義 (昆虫と節足動物の生物学)

昆虫と節足動物の生物学
「昆⾍採集」や「夏休みの⾃由研究」、あるいは「ファーブル昆⾍記」といった接点で昆⾍や節⾜動物に⼦供のころ親しんだ経験を持つ⼈も、その後は疎遠になってしまうことが多いのではないでしょうか。昆⾍と節⾜動物は種数で動物全体の約8割を占めるグループであり、⽣態系で果たす役割や⼈間の社会に及ぼす影響はおそらく皆さんが考える以上に⼤きいです。東⼤農学部では多くの研究室で昆⾍や節⾜動物を対象にした研究が⾏われています。本ゼミナールでは、実際に昆⾍や節⾜動物を扱っている農学部(およびその関連)の教員がそれぞれの専門分野からトピックを紹介します。⼤学1・2年⽣にとっては⾼度な内容を含むこともありますが、昆⾍と節⾜動物がいかに多様な観点から注目され研究されているのかを学んでいただきたいと思います。予定している各回のトピックは以下の通りです(変更する可能性があります)。

4月9日:昆虫と節足動物の生物学の概論(ガイダンス)
4月16日:カイコの生物学〜なぜカイコを研究するのか〜
4月23日:昆虫の生態と進化
5月7日:昆虫の繁殖戦略と進化
5月14日:ホルモンが解き明かす本能行動の謎:進化を紐解く生命の鍵
5月21日:幼虫は,変態することをいつ,どのように決めるのか?
5月28日:昆虫を通じて学ぶサステナビリティの実現
6月4日:キクイムシ類の多様な生態
6月11日:昆虫の保全生態学
6月18日:昆虫に学ぶオスとメスの生物学
6月25日:昆虫が匂い・味・フェロモンを感知する仕組み
7月2日:感染症を媒介する昆虫たち
7月9日:昆虫における延長された表現型

原則として、第1回目の授業に参加した⼈のみ履修を認めます(2回目以降からの履修を認めない)。事情により1回目の授業に参加できなかった⼈は、代表担当教員(木内)までメールで連絡し、以後の履修の許可を得てください。履修希望者が多数になった場合は、何らかの⽅法により選抜することがあります。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31735
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (昆虫と節足動物の生物学)
木内 隆史
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回 4月9日(水)(17:05~18:35)オンライン ・講師:木内 隆史(生産・環境生物学専攻 農業生物学専修 昆虫遺伝研究室 准教授) ・題目:昆虫と節足動物の生物学の概論(ガイダンス) 第2回 4月16日(水)(17:05~18:35) ・講師:木内 隆史(生産・環境生物学専攻 農業生物学専修 昆虫遺伝研究室 准教授) ・題目:カイコの生物学〜なぜカイコを研究するのか〜 第3回 4月23日(水)(17:05~18:35) ・講師:鎌田 直人(演習林 森林圏生態学研究室 教授) ・題目:キクイムシ類の多様な生態 第4回 5月7日(水)(17:05~18:35) ・講師:松尾 隆嗣(生産・環境生物学専攻 農業生物学専修 応用昆虫学研究室 准教授) ・題目:昆虫の繁殖戦略と進化 第5回 5月14日(水)(17:05~18:35) ・講師:永田 晋治(先端生命科学専攻 分子認識化学分野) ・題目:ホルモンが解き明かす本能行動の謎:進化を紐解く生命の鍵 第6回 5月21日(水)(17:05~18:35) ・講師:星崎 杉彦(生産・環境生物学専攻 農業生物学専修 応用昆虫学研究室 助教) ・題目:幼虫は,変態することをいつ,どのように決めるのか? 第7回 5月28日(水)(17:05~18:35) ・講師:霜田 政美(生産・環境生物学専攻 農業生物学専修 応用昆虫学研究室 助教) ・題目:昆虫を通じて学ぶサステナビリティの実現 第8回 6月4日(水)(17:05~18:35) ・講師:池田 紘士(森林科学専攻 森林生物科学専修 森林動物学研究室 准教授) ・題目:昆虫の生態と進化 第9回 6月11日(水)(17:05~18:35) ・講師:曽我 昌史(生圏システム学専攻 フィールド科学専修 保全生態学研究室) ・題目:昆虫の保全生態学 第10回 6月18日(水)(17:05~18:35) ・講師:鈴木 雅京(先端生命科学専攻 資源生物制御学分野) ・題目:昆虫に学ぶオスとメスの生物学 第11回 6月25日(水)(17:05~18:35) ・講師:東原 和成(応用生命化学専攻 生命化学・工学専修 生物化学研究室 教授) ・題目:昆虫が匂い・味・フェロモンを感知する仕組み 第12回 7月2日(水)(17:05~18:35) ・講師:三條場 千寿(応用動物科学専攻 動物生命システム科学専修 応用免疫学研究室 准教授) ・題目:感染症を媒介する昆虫たち 第13回 7月9日(水)(17:05~18:35) ・講師: 勝間 進(生産・環境生物学専攻 農業生物学専修 昆虫遺伝研究室 教授) ・題目:昆虫における延長された表現型
授業の方法
基本的には毎回異なる講師による講義形式で⾏います。
成績評価方法
出席および受講態度で成績を評価します。受講態度を評価する目的で⼩テストを実施します。
履修上の注意
原則として、第1回目の授業に参加した⼈のみ履修を認めます(2回目以降からの履修を認めません)。事情により1回目の授業に参加できなかった⼈は、代表担当教員(木内)までメールで連絡し、以後の履修の許可を得てください。履修希望者が多数になった場合は、何らかの⽅法により選抜することがあります。