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最終更新日:2026年10月16日

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初年次ゼミナール理科

海を知ろう
本授業は、大気海洋研究所所属の教員2名のリードのもと、「海」について様々な側面から掘り下げて考える機会を提供します。「能動的」な学びの過程を通じて皆さんに「研究」の初歩を体験してもらうことを目指します。海洋・気象に関する予備知識は必要ありません。むしろ、海や空について学んだことのない方の履修を歓迎します。
本授業で主に行うのは、調べる、まとめる、発表する、議論する、といった作業です。教員の講義を聴く時間は必要最小限にし、学生が主体的に参加し進める授業となります。
大気海洋研究所の福田秀樹准教授が副担当教員となります。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31726
CAS-FC1520S1
初年次ゼミナール理科
西部 裕一郎
S1 S2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1週がガイダンス、第2週が共通授業(検索実習の共通講習を含む)、第3- 13週が個別授業となります。 降り注ぐ太陽のエネルギーは、地球の表面、特に熱帯を強く暖めます。このエネルギーは、大気の地球規模の循環を駆動し、地球の回転と相まって私たちの暮らす日本上空を西から東へ吹くジェット気流や、熱帯太平洋を覆う東からの貿易風を生み出します。これらの風は水を引き摺ることで海洋の表面に巨大な凹凸を作り、黒潮・親潮ははじめとする海洋の循環をもたらします。また、寒い極域近くで冷やされて重くなった海水は深層に沈み込みますが、数千年かけてまた浮上してくる際に、海の底に溜まった栄養を海面近くへ運んできます。こうした海と空のダイナミックな循環の中で育まれるさまざまな海産資源は、私たちの日々の食卓を彩り、食生活を豊かにしてくれます。美しい砂浜やサンゴ礁は私たちの心の癒しの場を提供してくれます。空は時として台風や集中豪雨といった厳しい災害をも引き起こしますが、私たちが生きていくために欠かすことのできない恵みの雨を与えてくれます。現代において進行する地球温暖化や海洋酸性化は、地球史に例を見ないほど急激なものであり、海洋生物や生態系への影響が懸念されています。大気海洋の動態は物理・化学・生物過程が複雑に相互作用し、その全貌を解き明かすのは容易ではありません。大気海洋科学は近年の衛星観測と数値シミュレーション、船舶や航空機による大規模観測、海底掘削技術や分析方法の発達により大きな進展を遂げたものの、海と空の変動のメカニズム解明と将来予測には未解明の点が依然として多く残されています。  本授業は、海洋と大気海洋相互作用を研究する大気海洋研究所所属の教員2名のリードのもと、海洋について様々な側面から掘り下げて考える機会を提供します。「能動的」な学びの過程を通じて皆さんに「研究」の初歩を体験してもらうことを目指します。予備知識は必要ありません。海と空について学んだことのない方の履修を歓迎します。もちろん、海や空に興味があり、もっと深く知りたいという方の履修も歓迎します。
授業の方法
本授業で主に行うのは、調べる、まとめる、発表する、議論する、といった作業です。教員の発表を学生が聞く時間は必要最小限にとどめ、学生が自分たちで主体的に授業を進めていく形をとります。従って、90分間の授業の大半は、グループに分かれての議論やデータ解析、プレゼンテーションの作成、それを用いた発表や討論などに費やします。上記の要素の中の「調べる」については、宿題として行うこともあります。
成績評価方法
初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。
履修上の注意
学生主体で授業を進めるため、特別な事情等で欠席せざるをえない場合は、事前に必ず教員に連絡してください。学生同士の建設的、積極的な議論を期待します。授業内での調べ物や発表に使用するため、ノートパソコンを持参してください。