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最終更新日:2025年4月1日

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学術フロンティア講義 (「現代の数学 ー その源泉とフロンティア ー」)

「現代の数学 ー その源泉とフロンティア ー」
高等学校で学んだ数学、大学の前期課程で学ぶ数学が、どのように現代の数学につながっているか、現代の数学の研究の源泉はどこにあり、どのようなことがわかっていて、何を求めて研究が行われているかということを、最前線で活躍する数学者がいくつかのトピックについて数回ずつ解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31726
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (「現代の数学 ー その源泉とフロンティア ー」)
小木曽 啓示
S1 S2
木曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
初回(4月10日)に小木曽がガイダンス(オンライン)を行い、2回目以降は、白石潤一先生、高田了先生、川又雄二郎先生(東大特別教授)、葉廣和夫先生によるオムニバス形式講義(対面講義)で行います。各先生の講義内容(講義順で内容は各先生にいただいたものを原文通りに記しました)は以下の方法欄に記した通りです。
授業の方法
白石潤一先生(4月17日,4月24日,5月1日) タイトル:多変数の直交多項式 概要:シューア多項式は多変数の直交多項式の典型例で、多くの表現論的な意味を持ち、 また組合わせ的な構造によって具体的な公式が与えられる。量子場の理論の立場からの 最近の進展について説明する。 高田了先生(5月15日,5月22日,5月29日) タイトル: 関数の滑らかさと関数空間 概要:関数の性質を調べる際には,その滑らかさ,局所的な特異性,遠方での減衰の速さなど様々な尺度が考えられます.本講義では,弱微分や実数階微分等を紹介し,関数空間論の基礎的事項について概説します. 川又雄二郎先生(6月5日,6月12日,6月19日) タイトル:代数多様体論 概要:線型方程式で定義された図形の幾何学は初等幾何学や線形代数学で学んだが、これを一般化して代数方程式で定義された図形の幾何学の話題を提供する。代数的な演算と幾何学的な構成の両方が必要でありさらに解析的な手法も有用になる。 葉廣和夫先生(6月26日,7月3日,7月10日) タイトル: トポロジー入門 概要:トポロジー(位相幾何学)とは、図形の形を大きさ・長さ・角度などの概念を無視して、「つながり方」の観点から理解しようとする理論です。この講義ではトポロジーの基本的な概念について解説します。
成績評価方法
出席とレポートによる合否判定で行う。レポートは4名の先生の中から一人選んでその先生の講義に対するレポートを出してください。(提出方法の詳細は初回ガイダンス時に指示します。)
履修上の注意
特にありませんが、数学に興味のある学生さんの参加を歓迎します。