白石潤一先生(4月17日,4月24日,5月1日)
タイトル:多変数の直交多項式
概要:シューア多項式は多変数の直交多項式の典型例で、多くの表現論的な意味を持ち、
また組合わせ的な構造によって具体的な公式が与えられる。量子場の理論の立場からの
最近の進展について説明する。
高田了先生(5月15日,5月22日,5月29日)
タイトル: 関数の滑らかさと関数空間
概要:関数の性質を調べる際には,その滑らかさ,局所的な特異性,遠方での減衰の速さなど様々な尺度が考えられます.本講義では,弱微分や実数階微分等を紹介し,関数空間論の基礎的事項について概説します.
川又雄二郎先生(6月5日,6月12日,6月19日)
タイトル:代数多様体論
概要:線型方程式で定義された図形の幾何学は初等幾何学や線形代数学で学んだが、これを一般化して代数方程式で定義された図形の幾何学の話題を提供する。代数的な演算と幾何学的な構成の両方が必要でありさらに解析的な手法も有用になる。
葉廣和夫先生(6月26日,7月3日,7月10日)
タイトル: トポロジー入門
概要:トポロジー(位相幾何学)とは、図形の形を大きさ・長さ・角度などの概念を無視して、「つながり方」の観点から理解しようとする理論です。この講義ではトポロジーの基本的な概念について解説します。