学部前期課程
HOME 学部前期課程 学術フロンティア講義 (西洋史学へのいざない)
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月1日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

学術フロンティア講義 (西洋史学へのいざない)

西洋史学へのいざない
高等学校などでは外国の歴史は、「世界史」として教えられています。しかし東大をはじめとする多くの大学では、外国史は「西洋史学」や「東洋史学」の形で学ぶ/研究することになっています。もちろん、こうした枠は絶対的なものではなく、西洋と(日本を含めた)東洋との関係も研究のテーマとなり得ます。近年の「グローバル・ヒストリー」の隆盛は、そうした地域横断型の歴史研究の一例です。
その一方、私たちの生きてきた世界において、ヨーロッパは単なる一地域にとどまらぬ個性をもち、他の地域に対して、良きにつけ悪しきにつけ大きな影響を与えてきました。この授業では、そうしたヨーロッパの歴史について考えるための手がかりを皆さんに提供することを目標としています。 
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31719
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (西洋史学へのいざない)
長井 伸仁
S1 S2
月曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
人文社会系研究科・文学部の西洋史学の教員によるオムニバス形式でおこないます。 初回:ガイダンス 第2・3回:橋場弦(古代史) 第4・5回:長井伸仁(近現代史) 第6・7回:池田嘉郎(近現代史) 第8・9回:北村陽子(現代史) 第10・11回:菊地重仁(中世史)
授業の方法
担当教員は、それぞれ以下のような切り口でヨーロッパの歴史を紹介します。 橋場弦:「古代ギリシア人・ローマ人のものの見方・考え方が、どれほど今日の私たちの生活に深く関わっているか、一緒に考えてみましょう」。 長井伸仁:「近代ヨーロッパを特徴づける現象のひとつとして都市化があげられます。19世紀の百年で人口が5倍になったパリは、その典型例です。急激に変化する都市社会のなかで、人びとはどのように生きていたのでしょうか。革命をはじめとした政治変動との関連も視野に収めながら考察してみたいと思います。」 池田嘉郎:「ソ連史上、スターリン時代は市民に対する抑圧がとくに厳しくなりましたが、モスクワ改造など、社会主義文明の構築が目覚ましく進んだことも確かです。スターリン時代のもつ両面性について歴史的文脈の中で検討してみましょう。」 北村陽子:「20世紀は科学技術が発達した時代です。その技術が人びとの生活にどのように応用されたのでしょうか。ドイツを事例に、科学技術が人びとの生活と社会に与えた影響を考えてみましょう。」 菊地重仁:「ヨーロッパ中世に生きて何かを為した人に関心を向け、語り、あるいは書くこと。研究の営みのように聞こえますが、しかしこれは現代の歴史学者だけがやってきたことではありません。歴史的事実とフィクションという対立項にも目を向けつつ、カール大帝(シャルルマーニュ)を例にとって考えてみましょう。射程は800年頃から現代までのおよそ1200年間です。」
成績評価方法
学期末の試験によって成績を評価します。
履修上の注意
講義を主体とする授業ですが、討論も行います。積極的な発言を歓迎します。