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最終更新日:2025年4月21日
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初年次ゼミナール理科
電子回路で学ぶモデリング手法
本ゼミでは、凡そ理科を志す者にとって必須のスキルとなる「未知の現象を正確に観察、定量化し、モデルを立てて振舞いを理解する」作業を、具体的な電子回路を例にとってわかりやすく学習し、身に付けることを目的とする。
本講義では、学生の理解の進捗を注意深く観察し、講義・演習の長短を含め柔軟に対応する。
対面を基本としつつ、突発的な事情に対応できるよう配慮した講義設計とする。
学習する回路の例:
(0)実験設備製作体験
(1)線型な回路、非線形な回路(スケールの議論)
(2)振動する現象I(定常状態)
(3)振動する現象II(過渡的応答)
(4)能動素子の考え方
(5)増幅回路
(6)発振回路
(7)変調復調回路(AM送受信機)
(8)その他の素子(MEMS等)
身に付けらるスキルの例:
(あ)現象を数式で表現して理解する手法
(い)スケール(ログ、リニア)を変えた特性の評価
(う)周波数領域での事象の理解
(え)時間領域での事象の理解と周波数との関連性
(お)線形化による見通しのよい特性理解
(か)電気系で使用する様々な器具に触れる(テスタ、オシロスコープなど)
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