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最終更新日:2024年4月1日

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初年次ゼミナール理科

電子回路で学ぶモデリング手法
本ゼミでは、凡そ理科を志す者にとって必須のスキルとなる「未知の現象を正確に観察、定量化し、モデルを立てて振舞いを理解する」作業を、具体的な電子回路を例にとってわかりやすく学習し、身に付けることを目的とする。

本講義では、学生の理解の進捗を注意深く観察し、講義・演習の長短を含め柔軟に対応する。
対面を基本としつつ、突発的な事情に対応できるよう配慮した講義設計とする。

学習する回路の例:

(0)実験設備製作体験
(1)線型な回路、非線形な回路(スケールの議論)
(2)振動する現象I(定常状態)
(3)振動する現象II(過渡的応答)
(4)能動素子の考え方
(5)増幅回路
(6)発振回路
(7)変調復調回路(AM送受信機)
(8)その他の素子(MEMS等)

身に付けらるスキルの例:
(あ)現象を数式で表現して理解する手法
(い)スケール(ログ、リニア)を変えた特性の評価
(う)周波数領域での事象の理解
(え)時間領域での事象の理解と周波数との関連性
(お)線形化による見通しのよい特性理解
(か)電気系で使用する様々な器具に触れる(テスタ、オシロスコープなど)
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31699
CAS-FC1520S1
初年次ゼミナール理科
三田 吉郎
S1 S2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1週がガイダンス、第2週が共通授業(検索実習の共通講習を含む)、 第3- 13週が個別授業となります。
授業の方法
概念解説、実験、データの解析、発表、討論という「理科系学生に必須な実験スタイル」を繰り返し実行することで基礎スキルの習得を目指す。実験機材は教員が持参提供します。 ホームルーム的に受講者間の交流ができるように配慮したいと思います。
成績評価方法
初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。
履修上の注意
学生主体で授業を進めるため、特別な事情等で欠席せざるをえない場合は、事前に必ず教員に連絡してください。