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最終更新日:2026年10月16日

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初年次ゼミナール理科

生物の生き様を支える多様な生体分子
 生物は分子の集合体です。低分子の化学物質にはじまり、タンパク質などの高分子を経て、細胞・組織・器官といった階層構造を持つ個体が構成されています。生物の営みを理解するためには、このように精緻にオーガナイズされた細胞や組織の内部に存在する無数の生体分子が、どのように機能を果たしているのかを明らかにする必要があります。近年、細胞内代謝の過程で生じる化合物が、単なる代謝経路上の中間体にとどまらず、生理機能の制御に関わることがわかってきました。また、微生物や植物は極めて多様な低分子化合物を生産しますが、それらの生物学的意義については、まだ十分に解明されていないものが数多く存在します。私たち人間を含む生き物は、これらの化合物から良くも悪くも影響を受け、あるいはそれを利用しながら生きています。これら天然化合物が持つ生物活性や、その作用点となるタンパク質との関係性を科学的に解き明かすことで、持続的な次世代農業へとつながる新たな技術開発が可能になると期待されます。
 本ゼミナールでは、参加する学生が複数人でグループを作り、前半では動物・植物・微生物が作り出す生体分子に着目し、その関連研究論文を読み解く事で生物を理解するための科学的な考え方を学びます。また、後半においては、農学部で展開されている最先端の研究を紹介し、環境、食糧、健康、農業などから問題・課題を設定、生体分子の機能を利用した解決方法などを提案・プレゼンテーションします。他者にわかりやすいプレゼンテーションを作成するという作業を通じ、科学と社会をつなぐサイエンスコミュニケーションについての理解を深めます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31696
CAS-FC1520S1
初年次ゼミナール理科
古園 さおり
S1 S2
金曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1週がガイダンス、第2週が共通授業、第3-13週が個別授業となります。 第3回 自己紹介、グループ分け 第4-8回 グループワーク(論文選択、論文解読、プレゼンテーションの準備等) 第9回 プレゼンテーション 第10-12回 グループワーク(課題の設定、解決方法の提案・プレゼンテーションの準備) 第13回 プレゼンテーション、授業総括
授業の方法
学生主体のグループワーク。論文読解、議論、発表。
成績評価方法
初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。
履修上の注意
学生主体で授業を進めるため、特別な事情等で欠席せざるをえない場合は、事前に必ず教員に連絡してください。