学部前期課程
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最終更新日:2025年4月21日

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美術論

美術史学入門
美術史学の入門として、日本美術史、東洋美術史、西洋美術史の各分野から、計6名の教員がオムニバス形式で講義を行う。芸術家や美術作品の調査、様式や図像、文字資料を使った検討、鑑定や作品の評価、美術館・博物館における美術展示の実際など、美術史学にかかわる様々な研究方法を概説するとともに、日本・東洋・西洋の古代から現代にいたる主要な研究トピックや国内外での研究動向を紹介する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31696
CAS-GC1A34L1
美術論
増記 隆介
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
初回のガイダンスにて授業全体の概要を説明し、その後、日本美術史(高岸輝・増記隆介)、西洋美術史(芳賀京子・秋山聰)、東洋美術史(塚本麿充・板倉聖哲)の各分野について、4回ずつの講義を行う。 4月 5日 第1回 美術史への招待 ガイダンス(オンライン・増記他) 4月19日 第2回 日本(増記)「仏画の描き方 平安時代を中心に」 4月26日 第3回 日本(増記)「普賢菩薩と法華経の美術」 5月10日 第4回 日本(高岸)「室町美術の和と漢」 5月17日 第5回 日本(高岸)「肖像画の像主と様式」 5月24日 第6回 西洋(芳賀)「ギリシア美術の楽しみ方」 5月31日 第7回 西洋(芳賀)「ローマ美術の面白さ」 6月 7日  第8回 西洋(秋山)「キリスト教図像学1」 6月14日 第9回 西洋(秋山)「キリスト教図像学2」 6月21日 第10回 中国(塚本)「気の芸術と水墨画の誕生」 6月28日 第11回 中国(塚本)「北宋初期山水画と郭熙『早春図』」 7月 5日  第12回 中国(板倉)「雪舟が見た東アジア」 7月12日 第13回 中国(板倉)「若冲が見た東アジア」
授業の方法
美術作品に関する豊富なスライドを映写しつつ、美術史的な作品の見方・考え方を基礎から教授する。
成績評価方法
毎回の授業で行う小課題、および期末のレポートによる。
履修上の注意
授業期間中に開催される展覧会についても随時紹介する。
実務経験と授業科目の関連性
担当教員は、いずれも美術館・博物館での学芸員、文化庁文化財調査官として、あるいは展覧会企画の監修者としての実務経験を有している。