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最終更新日:2026年10月16日
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初年次ゼミナール理科
森林生態系の科学
1.駒場キャンパスの生物多様性を知る
森林は生物多様性が非常に高く、そこに存在する生物間の関係は複雑である。この生物多様性及び生物間の関係を明らかにすることは、森林生態系の機能や安定性を理解する上で重要である。本ゼミナールの前半では、生態系を研究する手法を理解することを目的として、森林よりも単純な系である駒場キャンパス内の生物を対象とした野外調査を行い、得られた結果の解析と発表、討論を行う。
2.自然環境下での森林植物の光合成を考える
植物は太陽光をエネルギーとして大気中の二酸化炭素(CO2)を光合成によって有機物として固定し、成長する。一般的に葉が受ける光が強いほど光合成生産量は多いが、森林に生育する植物にとっての光環境は明るい場合もあれば、暗い場合もある。固着性の生物である植物は光合成に適した環境を求めて動き回ることができないが、植物には生育場所の光環境に応じた光合成能力や形態を発達させる仕組みがある。本ゼミナールの後半では、森林の植物にとって光環境が時間的・空間的に変動する仕組み、および変動する光環境への植物の光合成反応に関する知識を論文読解と解説講義から学び、様々な光環境での葉の光合成速度を推定するための数理モデルを表計算ソフト(Excel)上に構築、シミュレーション実験を実行の上、結果の解析と発表・討論を行う。
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