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最終更新日:2023年10月20日

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人種とジェンダー

脱帝国主義/植民地主義のために——東アジアにおけるレイシズムと〈ヘテロ〉セクシズムの交差
【概要】
2020年5月25日、アメリカで白人警官が黒人男性のジョージ・フロイドを窒息死にいたらしめた事件に抗議して、全米でBlack Lives Matter(BLM)を訴える抗議デモが再燃しました。日本でもさまざまな媒体がBLMをとりあげて話題になりましたが、「(アメリカとちがって)日本にレイシズム(人種差別)は存在しない」とする主張もSNSで広く見られました。日本に「レイシズムはない」のでしょうか。あるいは「日本にレイシズムは存在しない」とする言説は、いかなる歴史的・社会的文脈において形成されてきたのでしょうか。そもそもレイシズムとはどのような種類の暴力なのでしょうか。

この講義では、はじめにレイシズムとそれに関連するいくつかの重要な概念(エスニシティ/ネーション/ナショナリズム)の意味や成り立ちを近代国民国家と関連づけて説明します。次に、〈ヘテロ〉セクシズムについて講義します。そのうえで、日本を事例として、近代化の過程で「人種」や「民族」といった言説がどのように活用されてきたか、それが〈ヘテロ〉セクシズムと結びついて帝国の建設や植民地主義といったプロジェクトにいかなる貢献をもたらしたか、さらにはこれらの歴史が現代の東アジアや日本社会にどのような影響を及ぼしているかを批判的に考察します。

【目標】
レイシズムや〈ヘテロ〉セクシズムとそれに関連する重要な概念について基礎的な知識を習得すること、東アジアの帝国主義/植民地主義の歴史を学ぶこと、そのうえで脱帝国主義/植民地主義のプロジェクトへの参与を促します。すなわち現代日本におけるレイシズムやナショナリズム、歴史修正主義といった諸問題を歴史的文脈に位置づけて批判的に考える力を養うことを目指します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31689
CAS-GC1B24L1
人種とジェンダー
福永 玄弥
S1 S2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
初回のガイダンスで提示します。
授業の方法
初回のガイダンスはZoom(リアルタイム)でおこないます。アドレスは1週間前までにここに掲示します。 2回目以降は対面講義で進めます。
成績評価方法
成績評価はリアクションペーパーと期末レポートでおこなう(各50%) ①リアクションペーパー:講義の内容に関するコメント、批判や質問など(300-1,000字) ②期末レポート:講義の内容に関連するテーマを自由に選択して論述する。3千字程度。
履修上の注意
講義では東アジアの近現代史を扱いますが、日本史や世界史の専門的な知識がなくても理解できるよう授業を設計します。不安や疑問があれば初回の講義で確認してください。