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最終更新日:2024年3月15日

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世界史論

近代世界とアジア・日本
 本講義では、16世紀以降の近代世界の諸相を検討しながら、グローバル化時代の現代に生きるわれわれにとって、世界史とは何かということを考える。15世紀末から、アメリカ大陸を含めた世界の一体化が急速に進展する。モノや人、情報がグローバルなスケールで移動し、人々の生活が大きく変化し、現在のわれわれの住む社会を生み出していったのである。本講義は近年盛んとなっているグローバル・ヒストリーの立場から近代世界を考察し、その中で東洋史や西洋史、日本史といった歴史学の意義を考えてみたい。
 本講義は、いずれ文学部に進学し、東洋史、西洋史、日本史といった歴史研究を志す学生にはもちろん、社会科学や自然科学を専門とするも、とくに長期的な視点に立って現代を考えようとすることに関心のある学生にも有意義なものとなるであろう。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31664
CAS-GC1B54L1
世界史論
島田 竜登
S1 S2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
おおよそ以下のトピックについて講義する。 問題の所在 1)グローバル・ヒストリーとは? 第1部 近世(初期近代)の諸相 2)大航海時代と銀 3)東インド会社と異文化接触 4)近世アジア経済 5)近世日本の世界史的位置 第2部 近代世界史像の再構築 6)産業革命とアジアの近代 7)世界の緊密化とアジア 8)日本から見た近代世界 第3部 世界史の方法 9)世界史の時代区分論 10)マクロ・ヒストリーの意義 11)世界史としてのマイクロ・ヒストリー 12)世界史を描く目的
授業の方法
講義形式。毎回、ハンドアウトを配布する。そのほか、映像資料も適宜提示する。
成績評価方法
試験を実施する。
履修上の注意
履修にあたり、大学入学試験での世界史受験は必ずしも必要ではない。また、参考文献の購入は必須ではない。板書の内容を中心に、充実したノートを作成し、講義内容の理解に努めること。