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最終更新日:2024年10月18日
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文理融合ゼミナール(メディアと芸術)
マンガ・メディアの輪郭を問う
マンガは現代日本を代表するポピュラーカルチャーの一つですが、そのジャンルとしての、あるいはメディアとしての輪郭は極めて曖昧です。この授業では、そのようなマンガのあり方を、講義と実践的演習の両面から探究することで、ジャンル概念、メディア概念そのものを問い直す試みを行います。
具体的には、古典的かつ典型的なマンガのイメージ(マンガ家がペンを握って原稿を執筆し、それが編集・印刷された上で流通し、読者はそれを冊子状の本として眺める)から外れた形態のマンガ(ライブ・ドローイング、写真マンガ、ウェブマンガ、美術館の展示物としてのマンガ等々)をいくつか実際に制作・体験してみることで、マンガという大衆芸術とメディアとの関係について検証することを目的とします。受講者の作成物は、授業内で発表やコメントをしてもらう予定です。
あくまでも実践を通して理論的に考えることが狙いですので、これまでのマンガ制作の経験や絵の巧拙は不問とします。
なお、履修希望者が20名を大幅に超えた場合は、初回授業で指示する提出物をもとに人数制限を行う可能性があります。初回のガイダンスには必ず出席するようにして下さい。
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