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最終更新日:2026年4月20日

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全学体験ゼミナール (農業再構想 “Re-Design Agriculture” ― 八ヶ岳西麓で農業の稼ぐ力を追求する ―Re-Design Agriculture: Reconstructing Value-Creating Agriculture in the Yatsugatake Foot

農業再構想 “Re-Design Agriculture” ― 八ヶ岳西麓で農業の稼ぐ力を追求する ― Re-Design Agriculture: Reconstructing Value-Creating Agriculture in the Yatsugatake Foothills
 日本の農業は、気候変動、物価高騰、サプライチェーンの多様化といった環境変化の中で、長年引き継がれてきた前提や慣行を見直し、新たな産業構成やビジネスモデルへと転換することが求められている。本全学体験ゼミナールは、こうした転換を具体的に考える場として、八ヶ岳農業大学校のキャンパスおよび周辺農地をフィールドに、2泊3日の集中型授業として実施する。
 八ヶ岳農業大学校は、生産、商品企画、流通、教育が同一の場で扱われており、農業を価値創造のプロセスとして総合的に観察・議論することが可能な環境である。本授業では、このフィールドに身を置き、現場の作業体験や実践者との対話を通じて、農業を部分的な技術や作業としてではなく、意思決定の連なりとして捉え直す。
 授業では、生産効率や技術を起点とする発想にとどまらず、消費者視点やマーケティング思考を農業の意思決定にどのように組み込むかに焦点を当てる。また、農業現場がもつ不確実性を前提としつつ、データやテクノロジーを用いて意思決定を支える考え方を取り上げ、農業を「作る行為」ではなく価値創造のプロセスとして捉える枠組みを学ぶ。
 受講生は、圃場視察や作業体験、実践者へのヒアリング、グループワークを通じて課題を整理・構造化し、「誰に、どのような価値を、どのような仕組みで届けるのか」という観点から農業の再構想を行う。あわせて、作物の収穫および調理を含む食味評価を通じて、消費者視点から農業の価値を検討する。本授業は講義を最小限とし、短いインプットを起点とした観察・議論・構造化を重視する対話的・実践的な授業として実施する。

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※この授業は4月8日(水)18:45~20:00にZoomで行われる農学部合同説明会への参加を予定しています。
 ZoomのURLは後日、UTASの掲示板と農学部HPにて周知いたします。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31575
CAS-TC1300Z1
全学体験ゼミナール (農業再構想 “Re-Design Agriculture” ― 八ヶ岳西麓で農業の稼ぐ力を追求する ―Re-Design Agriculture: Reconstructing Value-Creating Agriculture in the Yatsugatake Foot
岩田 洋佳
S1 S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
本授業は7月中に土日を含め2泊3日の集中講義として実施する(日程未定)。 【Day 1】消費者思考から農業を捉え直す • オリエンテーション • 八ヶ岳農業大学校キャンパスおよび生産圃場の視察 • 農業現場における課題ヒアリング(生産・経営・流通・商品開発) • 八ヶ岳農業大学校産食材を用いたBBQによる食味評価・ディスカッション • グループワーク・全体討論 • 「消費者視点で見たとき、この農業は何を価値として提供しているのか」 【Day 2】マーケティングとテクノロジーで農業を再設計する • 講義「これからの日本に求められる農業経営とは」 • 講義「データ駆動型農業から考える農業の価値創出と意思決定」 • 講義「流通・DXから農業経営を再設計する」 • フィールドワーク・グループワーク • 「日本農業に導入可能な新たなテクノロジー/システムの企画」 • 圃場見学や課題ヒアリング、講義内容を踏まえ、マーケティング思考に基づく課題設定と、即時導入可能な課題解決型システムの企画立案を行う。ノーコードツール等を活用し、可能な場合は簡易的なモック実装まで試みる。 【Day 3】再構想の言語化と共有 • 収穫・農業体験 • 体験を踏まえた再構想案のブラッシュアップ • グループ発表 • 「私たちの農業ディスラプト戦略」 • 全体討論・振り返り
授業の方法
フィールドワーク、作業体験、少人数グループワーク、討論を中心とした対面型授業とする。講義は最小限とし、学生自身の思考・議論・構造化を重視する。
成績評価方法
•授業中の議論・作業への積極的参加 •グループでの最終アウトプット(農業再構想案) •個人レポート(授業を通じての思考の変化・学び)
履修上の注意
•本集中講義に伴う学生の旅費、滞在費、食費は学生自身で負担する必要がある。 •宿泊施設の制約上、履修人数には上限を設ける。応募者多数の場合は、履修動機等をもとに選抜を行う。 •議論・作業体験への積極的参加が求められるため、受動的な受講態度は適さない。