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最終更新日:2026年10月16日

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全学体験ゼミナール (森に学ぶ_林業を意識する低山歩きと森林生態系を意識する奥山歩きS1_2)

森に学ぶ_林業を意識する低山歩きと森林生態系を意識する奥山歩きS1_2 【注意】対面授業(野外実習≒山歩き)に参加可能な学生のみに履修を制限します。
【注意】この授業は開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。特に2年生は本科目の成績が進学選択が可能となる条件に含まれない見込が高いので、履修にあたっては十分に注意すること。

【注意】この体験ゼミは森林・林業を意識するために現地に足を運ぶスタイルをとるため、対面受講できる学生のみが受講することができます。オンライン受講はできないのでご注意ください。
ハンディキャップのある方には本当に申し訳ありません。
【注意】歩くことが億劫でない限り、誰でも参加することができます。山野に興味ある人に、安全に山を楽しんでもらい、同時に山や森林で営まれる林業を意識し考えてもらうために実施する講義です。人並みの体力は必要ですが、山歩きとしては初級者向けですので誰でも参加できます。

 日本の国土は7割近くが森林に覆われていることをあなたは当然ご存じのはずですが、その7割の面積におよぶ森林をどの様に管理するべきか、あなたは考えてみたことはありますか? 
山林のことは林業関係者に任せておけば良いでしょうか? 自分はそういう方面に就業しないから考えなくても良いのでしょうか? 
少なくとも、国土面積の25%ほどを占める人工林の管理は、林業が回わらないことにはどうすることもできないということを、日本国民はしっかりと意識する必要があります。

 その日本林業はどうかというと、儲からないため、活性化の糸口が見えにくい。現在進行しつつある、化石エネルギーを中心とした現在の産業構造・社会構造をクリーンエネルギー中心へ転換する取り組み(GX)を契機として、しっかりと立て直していかなくてはなりません。このゼミは、この様なことに思いを馳せるために、足下の森林をじっくりと見て回ることを目的とする体験ゼミです。

 あなたはハイキングや山野を歩くことが好きでしょうか(好きになりそうでしょうか)。
このゼミでは東京近郊の身近な山と、奥秩父のあまり人が訪れない山を歩きます。林業を意識しながら歩いたり、目の前の森林の来し方行く末を思いながら山を歩いたりする機会を提供します。自然豊かな秩父の山の奥の方と、人里に近い低山とを歩き比べてみましょう。どちらが自分好みか、優劣をつける様な価値感を持ち込みがちですが、ここは是非両方の良さを知る機会にしていただきたいと思います。

森林・林業を意識する?
 山歩きはとても気持ちいいものです。日常をすっかり忘れて、ただ歩くことのみに気持ちを向かわせる山歩きもよいものです。
でも、このゼミでは森林を意識する・林業を意識するという視点を少し持って歩くことを提案します。意識を働かせることで見え方がグッと変わってくることを体験してもらいたいのです。裏返して言うと、意識を働かせなかったり、注目するべきポイントを知らなかったりすれば、ほとんど何も見えてこないということも体験してもらいたい重要なことです。そこで見えたコト・モノももちろん大切ですが、この体験ゼミでは自分の意識をコントロールすることで見えるコト・モノに変化が生じることを体験し、その体験の意味をしっかりと噛みしめていただきたいのです。このゼミで林業を自分で意識できるようになれば、いろいろなコト・モノに目を向ける姿勢を身につけることになるでしょう。

何か正解を見つけに山歩きをするわけではありません。知れば知るほど難しい問題になるのかも知れませんし、一つだけ正解がある様な問題とは限りません。よく考えてみること、それ自体がこのゼミの目的と言えるのかも知れません。

 手つかずの奥山の様子と資源利用を行う人工林と、両方を意識して歩いてみると何が見えて来るのでしょうか。自分が何を感じたか、感じたことを出発点として何を考えたか。そして、それをどの様に自分の行動に落とし込んでいくことができるか。
感じる・考える・行動するのサイクルを回そう。これは私が関わる全ての主題科目に共通する提案です。本ゼミをきっかけに、これらのゼミを母体とするコミュニティに残り、どう行動するかの部分を大学生の内に何か一つでも実現できたならば、あなたの生き方が大きく変わるかも知れない。

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※この授業は4月8日(水)18:45~20:00にZoomで行われる農学部合同説明会への参加を予定しています。
 ZoomのURLは後日、UTASの掲示板と農学部HPにて周知いたします。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31570
CAS-TC1300Z1
全学体験ゼミナール (森に学ぶ_林業を意識する低山歩きと森林生態系を意識する奥山歩きS1_2)
鴨田 重裕
S1 S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
【注意】 この授業は山歩き初級者向けである。ほとんど山歩きしたことがなくても、長時間歩くことが苦にならないほどの体力があれば誰でも参加できる、そういうものを目指しています。 このゼミでは秩父の奥山と東京近郊の低山を三つ歩きます。それほど困難なコースではありませんが、それなりの準備が必要です。 以下に山歩きに必要な主要装備を記します。 小型ザック(25~40Lくらい) 軽登山靴(くるぶしが隠れる靴が安定性が高い) 伸縮性のある服装 速乾性の肌着 防寒着 防水防風のしっかりしたレインウェア 帽子 手袋 ヘッドライト 地図と磁石 その他 携行食 飲料・嗜好品 など 1.開講日程と場所 ①4/25(26)浅間嶺(檜原村) ②5/9-10(宿泊)木工+白泰山(秩父市) ③5/30(31)大菩薩峠(甲州市) ④9/11 6限 事後講義(駒場キャンパス) 詳細は日程が近づいてから連絡します。 ※秩父山行は土日両日で、演習林宿舎に宿泊します。 2.集合場所・時間   都度連絡します。※集合時間は「駒場1限に間に合う」くらいを目安に設定しますが、 大菩薩峠では新宿6:15発の電車にご乗車いただく必要ががあります。 3.解散場所・時間   都度連絡します。 ※ゼミ後に次の予定(家庭教師をする約束など)は絶対に入れないでください。「急いで帰らないといけない」状態ではゼミに集中できませんし、焦りは事故などの危険を増すものです。丸一日ゼミにお付き合いください。下山後は入浴施設に立ち寄り、一日の山行を振り返りましょう。 4.参加費用   交通費 電車運賃+バス運賃 (たまにケーブルカーやロープウェイ)+入浴費(温泉) バス代は街中と違い1000円ほどになることもあります 秩父では宿泊する回は+3000円とお考え下さい。 5.交通の案内  都度連絡します。 6.説明会(初回講義を兼ねたガイダンス)  4月8日、6限に オンラインで行う。  授業の一部分と位置付けます。必ず受講してください。 全学体験ゼミ「森に学ぶ」シリーズ共通の初回講義です。 7.ミッションについて 体験ゼミを受講する目的・目標をしっかりと持って、少し意識を高くした状態で本ゼミに臨んでいただきたい。そこで下方に示すミッションを課して、本ゼミの方向性を明らかにするとともに、あなたの受講する準備を進めたいと考えています。文章の巧拙は問いません。ご自身の言葉で丁寧に分かり易く書いてください。このミッションに取り組む機会に、一度立ち止まってゆっくりと考えてみてください。日頃あくせくと忙しくスケジュールを消化する東大生には、立ち止まってゆっくりと考える時間が必要です。この機会をぜひご活用ください。 本ゼミで取り扱う人の暮らしと生態系の関わりと言って真っ先に関連してくるのは、日本の第一次産業のことや環境問題、そして環境教育といったことたちでしょうか。これらについて現時点であなたが思うことを盛り込んでお書きいただくと、本ゼミを受講する目的を少し具体化することができるでしょう。 8.ミッション 将来あなたが活躍しようという分野が、第一次産業や環境問題と直接関係がなくても、否応なく気候変動対策・持続可能な社会作り・リジリエントな社会作りを意識せざるを得ないのが現代という時代のサガといえます。そんな現代において、あなたは東京大学で何を学び、どう社会に役立とうと考えますか。そのことを踏まえて、本ゼミを志望する理由をお書きください。「どう社会に役立つ」かについて具体を書きにくい場合は、今の日本には何がたりないだろうか、将来日本という国はどうあるべきだろう、どの様な社会が望ましいと思うかといったことを書き、その中で自分の活躍の場を探してみてください。どうしても持続可能な社会とご自身の活躍像とを結び付けて文章化できない場合は、加えて持続可能な社会を目指すに当たってのお考えを書いてください。 字数は1,000字を目安とします。ご自身の言葉で、具体を交えて伝えてください。 ミッションはしっかりと読ませていただき、内容を精査して受講の可否を判断しますので、その積りで取り組んでください。 また、①これまでに登ったことがある山、②登ったことがある場合一日に歩ける時間(目安として11時間、8時間、5時間など)を記してください。 9.申込み方法 参加希望者は履修登録とは別に申し込みが必要。 履修登録する際は 31569「森に学ぶ_林業を意識する低山歩きと森林生態系を意識する奥山歩きS1_1」 31570「森に学ぶ_林業を意識する低山歩きと森林生態系を意識する奥山歩きS1_2」 の二つに登録してください。二つで一組のゼミとしています。2つ合わせて2単位となります。 「ゼミ申込みフォーム」(エクセルファイル)をダウンロードし、必要事項を入力し、上述のミッションと共にeメールに書類をエクセルファイルのまま添付してお申し込みください。メールタイトルは「低山ゼミ」としてください。 提出先:メールアドレス欄を参照(注意!スパム対策として@は全角になっている) 「ゼミ申込みフォーム」のダウンロードはその他欄に記載(アクセスは東大アカウントに制限される) 【鴨田が主宰するゼミの掲示板】 「その他/Others」欄に、「鴨田が主宰するゼミの掲示板」のURLがあります。 「ゼミ申込みフォーム」のダウンロードはこちらから。 また、シラバス情報の他に追加の情報(追加のガイダンス情報や追加募集など)がある場合はこの掲示板に情報を上げます。必要な方はご確認ください。 なお、本掲示板へのアクセスは東大アカウントに制限されます。 申し込み締切は4/15、受講の可否は4/17中に連絡する。 4/20朝になっても返信がない場合や、不明な点がある場合は、下記までお問い合わせください。 e-mailアドレス: メールアドレス欄を参照 ※受講人数:9名以下に制限する。 ※開講場所:浅間嶺(東京都)大菩薩峠(山梨県)白泰山(埼玉県)
授業の方法
 本講義は伊豆ゼミと対を成しています。伊豆ゼミが体験型のアクティビティに参加するスタイルであるのに対して、このゼミは自然のただ中に身を置き、感じることを大切にするスタイルをとります。教室で行われる講義では得られない、自然を実感することを主目的とします。 自然の中に飛び込み、各人が感じることを最も大切にします。ことさらに環境の問題、景観の問題、獣害の問題などいうつもりはありません。それらのことが自然と自分の中に入ってくる、そういう場を提供しようと考えています。言語や理論に頼る講義ではなく、実際にそこにいることから感じ・学ぶことがいかに大切であるかを実感してもらうことを目指します。勘違いがあるといけないので補足説明すると、言語に頼らないと書きましたが、ゼミの終盤にはレポートという形で言語化にしっかりと取り組んでいただきます。レポート課題はもう一度山行を振り返る機会であり、感じたこと考えたことを言語化する過程は、体験したことを抽象化・一般化する機会となります。 このゼミの基本は、自分で見つけよう・気づこうというスタイルで山行に参加するということになります。ですので山行中も山行後も教員のバイアスを押し付けないようにしたいと思っています。そうではありますが、控え目の発信は行います。例えば林業対象の林があればそこに少し意識が向くように仕向けますし、獣の影響などを見落としがちと思えば、やはり意識が向くように仕向けます。  意識しながら歩いていただくために、本ゼミでは「私語はしない」と小学生に言う様なことを皆さんにお願いします。学生同士でハイキング中に話したくなる気持ちは痛いほど分かるつもりです。しかし、話に夢中になってしまえば、眼前に現れるものが皆さんに何か語り掛けたとしても耳を傾けることはできません。語り掛けてくれたとしても、その声は聞こえるか聞こえないかの微かなものであるかも知れません。どうぞ、聞き耳を立てていろいろを見つけるつもりで山を歩く機会としてください。 講義に先立って、本ゼミは申込時にミッションを提出もらいます。大学において何を学び、どう社会に役立とうと考えているのか。学ぶ目的や、その先の目標を立ててゼミに臨むことで、講義の効果を高める狙いがあります。このミッションに真面目に取り組んでもらえる学生にこのゼミを受講していただきたいと考えています。また、講義の後にはアフターサービスが充実しているので、そちらとリンクしてもらえばなお効果的です。 ミッションにはゼミにどのように意欲的に取り組むつもりなのかも書いてください。 本ゼミは皆さんを山行したままほったらかしにしません。 ①各山行後には気づいたこと覚えておきたいことなどのメモ書きをしてもらいます。 ②全山行を終えたあと、総合レポートを提出していただきます。 ③事後講義を行って、各人がどのようにレポートしたか、ゼミ生同士の交流する機会とします。 同じ山行に参加した同世代の学生が、何を感じ何を考えたか。自分と違う感性や哲学に触れる機会となることでしょう。これはとても刺激的なことになると思います。 レポートには、日本社会はどの様な取り組みをするべきなのか、何が不足しているかなどについて、山行で実際に感じたこと、考えたことを交えてお書きください。
成績評価方法
講義の受講態度と事後レポートの内容により合否を判定します。 レポート提出が無い場合は不合格になります。 レポートは内容により合否を判定します。大学生のレポートのレベルに達していると認められない場合は不可とします。山行の感想文の様なものはレポートとは認められません。 三回の山行への出席が必要。 「森に学ぶ_林業を意識する低山歩きと森林生態系を意識する奥山歩きS1_1」 「森に学ぶ_林業を意識する低山歩きと森林生態系を意識する奥山歩きS1_2」 それぞれが1単位。 1合宿山行ないし2山行+レポート合格の場合は「1ゼミ」に単位を付けます。 全ての山行+レポート合格の場合は「1ゼミ」「2ゼミ」に単位を付けます。
履修上の注意
【ガイダンス追加情報】 オンラインガイダンスZoomのURL:東大アカウントでのアクセスに制限される ZoomのURLはUTOL「オンライン授業情報」欄を参照。 【履修上の注意】 31569「森に学ぶ_林業を意識する低山歩きと森林生態系を意識する奥山歩きS1_1」 31570「森に学ぶ_林業を意識する低山歩きと森林生態系を意識する奥山歩きS1_2」 この2つの履修登録をしてください。それぞれが1単位、2つで2単位です。 本ゼミはオンライン受講ができません。(ガイダンスのみオンライン) 対面授業(実習)に参加可能な学生のみに履修を制限します。 4/8の初回講義兼ガイダンスは、森に学ぶ_林業を意識する低山歩きと森林生態系を意識する奥山歩きS1と森に学ぶ_林業を意識する低山歩きと森林生態系を意識する奥山歩きS2と同時開催となります。 履修には人並みの体力と人並みの協調性が必要です。 平地で数時間歩けるようであれば、まず問題ありませんが、平地歩きが困難であったり、おっくうであったりする人にはご参加いただくことができません。 日頃運動不足の向きは体力増進に取り組んでください。毎日の通学でも、あえて余分の荷を持ち、少し遠回りしたり、隣の駅まで足を延ばしたりとやり様は色々。 それでも、山行中は無理はせず、弱音は吐いてください。 山行は危険を伴いますので、相互の信頼関係構築を最重視します。 これを了解できない方は受講できません。 また、複数回に亘り一日がかりの山行を行います。山行のあとに(同日の晩に)他の予定を入れると気が急いて落ち着かず、安全管理上の問題にもなります。 森林や自然をゆっくりと堪能することが本ゼミの趣旨ですので、ゼミ後に他の予定を入れないでください。(ゼミ実施日の夕方にアルバイトなど用事が入らない様に調整してください。) 自然と向き合うためには、安全を確保するためにそれなりの装備が必須です。防水性のしっかりしたレインウェアと足にあったハイカットの(くるぶしが隠れる)軽登山靴をお勧めします。1回しか使わないとすれば、非常に高い買い物になってしまいますが、この体験ゼミを契機に山歩きを始めたい人には、決して高くない買い物になります。 (ハイカットブーツをお奨めしていますが、山歩きにローカットブーツを履きなれている人に無理強いするものではありません) 【準備学習等】 参考書に挙げた「林業がつくる日本の森林」を読むことを勧めます。予習として読むよりも、山行後に復習として読むのがよろしいかと。 このゼミでは、ゼミ後の交流を大切に考えています。ゼミのコミュニティに残り学園祭企画などの活動を続けると学習効果が高まります。その気持ちのある方は、ミッションにもそのことを明記してください。積極的な参加を期待しています。
その他
【鴨田が主宰するゼミの掲示板】 https://docs.google.com/***** 「ゼミ申込みフォーム」のダウンロードはこちらから。 また、シラバス情報の他に追加の情報(追加のガイダンス情報や追加募集など)がある場合はこの掲示板に情報を上げます。必要な方はご確認ください。 なお、本掲示板へのアクセスは東大アカウントに制限されます。