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最終更新日:2024年4月22日

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情報システム基礎Ⅰ

情報システム基礎Ⅰ 「足からロケットまで---走る/飛ぶ/探る科学入門」
 人や物を効率良く運ぶことが、文明社会の成立に欠かせず、移動手段を提供する技術が、我々の生活の基本を支え、そして生活を楽しく豊かにするために大切です。実際、日常的な生活の中で、自動車や鉄道などの身近な交通は不可欠なものとなっていることを実感しているでしょう。人々は太古の昔から、速くて、快適で、便利な移動手段を求めてきました。近年は、これに加えて、安全性への意識も高まっており、環境への負担の少ない交通、高齢社 会への移行に伴い「交通弱者でも移動の自由が奪われない」バリアフリーに対応した交通など、移動手段の「質」に対する要求もさらに高いものとなっていま す。このような様々な要求に応える「運ぶ」営みのために、電気や情報の技術が貢献できることは多く、交通における電気・電子・情報技術の役割はますます大きくなっています。
 本講義では、このような視点から、電気エネルギーおよび情報通信や計算機技術を積極的に用いて人や物を「うまく」運ぶ方法論をオムニバス形式で解説します。高校や教養学部で習う物理や数学の延長上にどのようにこれらの技術が構築されているかをできるだけわかりやすく具体的に解説するとともに、最新の研究動向を紹介します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31568
CAS-GC1F46L1
情報システム基礎Ⅰ
古関 隆章
S1 S2
金曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
本年度はCOVID-19感染防止のための緊急措置のため、3週目以降のオンライン開講となります。 詳細は、逐次最新情報を 古関の個人ページ  https://takafumikoseki.blogspot.com/***** にて公開しますので、そちらをご覧ください。(4/4 初版公開しました。) オンライン講義のためのリンクは末尾をご覧ください。 --------------------- 詳細スケジュールは、複数講師の間で調整後、末尾のHPに改めて掲載します。御参考までに2019年度の講義スケジュールを下記でごらんください。 ---2020年度の講義内容---         (1) 4/17(Fri) 古関 ガイダンス オンライン講義について  初回ガイダンスのスライドのファイルをこちらからご入手ください。  暗号化ファイルのパスワードは講義中の説明に従ってご入力ください。 (2) ***** 武田・古関 電気駆動とワイヤレス電力伝送技術 (3) 5/1(Fri) 久保田 宇宙研の紹介, 宇宙に挑む制御の技術 (4) 5/8 (Fri) 久保田 宇宙の謎を探る,月惑星探査ロボット (-) 5/15 (Fri) 5月祭準備のため講義なし (5) 5/22 (Fri) 古関 エネルギー変換と(鉄道車両の)電気駆動 (-) 5/29 (Fri) 講義なし(補講日) (6) 6/5 (Fri)水間   交通システムの安全性とその評価技術 (7) 6/12(Fri) 藤本   電気自動車および電動飛行機の運動制御 (8) 6/19 (Fri) 古関  電気車両駆動技術史;電気鉄道と電気自動車の類似点と相違 (9) 6/26 (Fri) 古関  磁気浮上とリニアモータを応用した交通システム (10) 7/3 (Fri) 古関 鉄道を動かすエネルギーシステム/ 自動運転とパワー・マネージメントの技術 (11) 7/10 (Fri) 中平(JR東日本)・古関 電気鉄道の環境性とそれを支える電力供給技術 JRの新技術への挑戦 
授業の方法
電気エネルギーおよび情報通信や計算機技術を積極的に用いて人や物を「うまく」運ぶ方法論を  --電気自動車、ハイブリッド自動車  --リニアモータ・磁気浮上超高速鉄道  --電気鉄道など軌道系の交通システム  --宇宙環境におけるロボットの移動技術  --エネルギー問題から見た交通と、グローバル環境への影響 を例に、以下の講師が、数時間ずつ分担し解説をします。  高校や教養学部で習う物理や数学の延長上にどのようにこれらの技術が構築されているかをできるだけわかりやすく具体的に解説するとともに、最新の研究動向を紹介します。 古関隆章(こせきたかふみ 教授 工学部)以外の講師陣: 藤本博志(ふじもとひろし 准教授 工学部) 武田広大(たけだ こうだい 古関研究室大学院生) +JAXA 宇宙科学研究所, 新領域創成科学科 および東日本旅客鉄道株式会社からのゲスト講師 計6名(水間/久保田/中平) この分野の研究に興味を持つ受講者は、(社会情勢が平常に戻れば!)希望により研究室の見学なども可能です。
成績評価方法
講義への参加状況と、期末レポート
履修上の注意
熱心な文系の学生も歓迎しますが、基本的には高校の理系科目選択者程度の物理、数学の知識を前提とした講義内容とします。