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最終更新日:2024年4月22日
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初年次ゼミナール理科
アリの巣で体験する自己組織化現象
授業の目的:
・英語原著論文の基本的な構成を知り、そこから有益な情報を抽出するための基本的技術を習得する。
・実習を通して、コミュニケーションツールとしての発表スライドの構成方法を習得する。
・アリの観察を契機に、身近な生物多様性の重要性への意識を涵養する。
授業の概要:
アリは群れで生活する「社会性昆虫」の一種である。群れとしての行動によって、アリは一個体では実現しえないような大規模な構造(巣や行列など)を実現することができる。構造が生成するメカニズムは、生物学における「自己組織化」現象の典型例として研究が進められてきた。
本授業においては、アリの社会が示す興味深い群れ現象を報告した英語原著論文を読解するところから始め、野外で採取した実際のアリを用いて群れ現象を測定することを試みる。グループワークの成果のプレゼンテーションを行うことで、効果的なスライド構成方法についても学ぶ。視点の異なる他受講生との活発な議論を希望する。
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