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最終更新日:2026年10月16日
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全学自由研究ゼミナール (江戸時代の史料を「読む」)
江戸時代の史料を「読む」
①「史料」を書いた存在の意図を把握した上で、さらに言外の意図や、背後にある構図を推定できるようになること。
歴史学では、過去の人間が残した痕跡を元に、過去の復元を試みる。こうした痕跡を、歴史の材料という意味で「史料」と呼ぶが、この史料を「読む」ことが、まず研究の第一のステップとなる。
「読む」とは、書かれている文章が何を述べているかを把握することを入口とするが、読み取ることができる情報は奥深く、果てしがない。
こうした感覚と技量(しばしば「行間を読む」などと表現することがある)は、必ずしも歴史学を修めるつもりがない学生にとっても、有用であると思われる。
②江戸時代の日本で、標準的な文体で書かれた文章が読めるようになること。
①の前提として、まずは過去の言語で書かれたテキストを、辞書などを利用しながら解読し、書かれている内容をひとまず翻訳できるようになることが求められる。
本ゼミナールでは、江戸時代の各種の文体のうち、手続・契約・訴訟など、広く公式な文書に用いられた文体(「候文」という)で書かれた史料を用いる予定である。
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全学自由研究ゼミナール (江戸時代の史料を「読む」)
村 和明
S1
S2
水曜5限
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
第1回:ガイダンス(オンデマンド形式を予定)。
第2回:講師が基本的な読み方を講義する。履修者に相談し、形式・発表順を決める。
第3~13回 参加者の発表。人数により調整する(授業の方法を参照のこと)。
以下を基本的なパターンと考えているが、履修者数等によっては、グループ発表とするなど、開講後に適宜調整する。
・1つの史料に発表者を1人(ないし1班)をあてる。史料は、発表者の希望を聞いて講師が選定する。
・参加者は、レジュメを配布して発表し、それに基づいて全員で討論し、講師が適宜解説する。
・(1巡目)発表者の関心に従って、史料を1点選定し、事前に配布する。他の参加者は、毎回配布された史料を自分なりに読んでくる。
・(2巡目)発表者は、前回扱った史料を踏まえて、関連する史料や参考文献を調べ、字面の奥にあるものについて考察する。ほかの参加者もこれに准ずる(レジュメは不要)。
平常点(発表および討論への参加)による。
人数によってはレポートを課す可能性もある。
・高校で学ぶような古文・漢文について、共通一次試験程度の知識があることが望ましい。
そうした知識が無くても受講して構わないが、別途独習を推奨するので、事前にメールで相談すること。
・上記に該当しなければ、受講前に特段の準備は必要ない。
・開講後は、原則としてほぼ毎回・全員、予習が必要となる。
・'25年度の履修者が、引き続き履修しても差し支えない。
文書館への勤務経験をもつ講師が、史料の性格などについて、実務経験を踏まえて解説する。